車のコーティングを自分で施工する人必見!失敗しやすいところを事前にチェック
更新日:2022.03.29
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愛車の塗装とボディを守る最強の被膜といえばガラスコーティング。
でも、コーティング作業はプロに任せるのが一般的で自分で施工するのはかなり大変。
万全の準備と作業のコツを覚えておくことが必要です。
自分で施工する時の手順や失敗しやすいポイントを解説します。
自分で施工するなら事前に基礎知識を覚えておく
DIY用のボディコーティング剤といえば主にワックスとポリマー系。
どちらもカンタンに被膜を作れるのが特徴ですね。
この2種類に共通しているのは油性が含まれていること。
油性は汚れが付着しやすく水に溶けて流れます。
雨の後、ボディに頑固な水垢ができるのは汚れに油分が含まれているから。
また被膜が柔らかいので軽い擦り傷が塗装面に達することがあります。
やはり、カンタンな作業で作られる被膜にはデメリットも多い、ということでしょう。
これらDIY用コーティング剤を上回る強い被膜を作るのがガラスコーティング。
主成分はケイ素、つまりガラスの原料です。
油性の溶剤が入っていないので硬い被膜を形成することができるわけですね。
ガラスコーティングはDIYが難しく、プロに任せるのがセオリーとされています。
しかし、最近ではDIY用のガラスコーティング剤も各種販売されるようになりました。
自分で施工する際は、事前に基礎知識と使用上の注意をしっかりと覚えておきましょう。
自分で施工するガラスコーティングの手順
ガラスコーティングを自分で仕上げるメリットはなんといってもコスパ。
プロに任せる費用の1/5以下で済ませることができます。
また施工のスケジュールを自分の都合や予定で組めるのもポイントのひとつ。
撥水性や親水性など、いろいろな種類の溶剤を自分で選べることもできます。
車いじり、洗車大好きの人には手間のかかる作業も苦労と感じないでしょう。
作業手順は基本的に他のコーティング剤と変わりません。
洗車、下地処理、脱脂作業後にコーティング剤の塗布という手順です。
しかし、これらの作業を少しでも妥協して中途半端に行うと失敗します。
手順を守り、手抜きをせずに作業してください。
以下に、コーティング作業の手順を記します。
1. 洗車
用意するのはカーシャンプーと洗車スポンジ、拭き取り用のマイクロファイバークロス。
汚れだけでなく、以前に使っていたコーティング剤までしっかり洗い流してください。
エンブレム回りなど細かいところには黒ずみがあります。
これらをわずかでも残しておくと、被膜の下で目立ちます。
普段の洗車よりも念入りに作業しましょう。
2. 下地処理
洗車では落ちない固着した汚れを落とします。
ガラスコーティングの溶剤を塗布するための、もっとも重要な作業です。
この作業をしっかり行わないとガラスコーティングの鮮やかな輝きを実現できません。
とくにボディ下部には鉄粉やブレーキダストがこびりついています。
専用の鉄粉除去剤を使って落としましょう。
また塗装面には小さな白いシミ、イオンデポジットが残っている場合もあります。
これも洗車で落ちにくい汚れ。
イオンデポジットの除去にも専用のケミカル用品が販売されています。
白いシミを残さないよう、塗装面をじっくり調べて除去してください。
3. 塗装面の脱脂
塗装面に油分が残っているとガラスコーティングの溶剤が密着しにくくなります。
ボディをしっかり洗車すれば表面に油分はわずかしか残りません。
しかし油分のムラがあると、その部分だけ溶剤の密着度が落ちてしまいます。
塗装面全体の脱脂を行えば、溶剤を安心して塗布することができますね。
用意するのは油分を落とすシリコンオフと面積が大きいマイクロファイバークロス。
塗装面にシリコンオフを吹きつけ、クロスで速やかに拭き取ってください。
4. ガラスコーティング溶剤の塗布
溶剤塗布で失敗しないための、もっとも大切な注意点は塗りムラを作らないこと。
そのためには細かい範囲の塗布を繰り返して全体を仕上げましょう。
用意するのはガラスコーティング溶剤と専用スポンジ、乾拭き用のマイクロファイバークロス。
塗布面積の目安は20〜40平方cm。
均一に塗布、後は30〜40秒乾かし、クロスで乾拭きしてください。
なお、溶剤は乾くのが早いので作業は速やかに行うことを心がけましょう。
液垂れを放置すると、その部分が確実に塗りムラとなります。
溶剤塗布後に必要なのは完全硬化です。
24時間以内は水に濡らさないこと、7〜10日は洗車を控えてください。
費用と時間のムダを省くならプロに任せる
自分で施工するガラスコーティング、かなり大変ですね。
それでも時間をかけて慎重に作業すれば、なんとかできるのでは?と思う人もいるでしょう。
でも、ガラスコーティングを仕上げるためには、ガレージ内など無風の作業場が必要です。
これが自分で施工する最大のデメリット。
天気の良い日に作業しても、風が吹いてホコリやチリが付着したら取り返しがつきません。
また野外では太陽の光で塗装面に陰影ができるため、塗り方にムラが生じやすくなります。
一度、塗りムラができると修正が効かないのもデメリットですね。
その他、失敗例としては下地処理が十分でなかったことから光沢が出なかった、とか。
早く乾燥させるために炎天下で作業したら脱水状態になった、とか。
こういった失敗例が多いのもデメリットでしょう。
その点、プロが施工するのは密閉された作業場。
しかも塗装全面に照明を当てながら作業するので塗りムラが生じることはありません。
また重要な下地処理も専門の器具を使うので仕上がりが格段に違います。
確かに施工費用が自分で施工するより高いのはデメリット。
しかし、大切なのはなんといっても美しい仕上がりです。
自分で施工して失敗したら、費用や時間などがムダになる他、精神的にもへこみます。
DIYに少しでも不安を感じたら、プロに任せた方が安心ですね。
美しい仕上がりが約束されたガラスコーティングでカーライフを楽しんでください。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。