車のナンバープレートの取付角度や向きの基準とは
更新日:2024.03.31
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車のナンバーには識別するための情報が記載されています。
したがって、常に見える状態にしておかなければなりません。
その状態を保つための基準は細かく設定されており、適合しないと違反になります。
車のナンバープレートの取付角度や向きの基準について解説します。
ナンバープレートの違法を防ぐための新基準
車のナンバープレートに関して、2021年10月より新基準が施行されました。
新しい基準に適合しないと道路運送車両法違反になり、反則点数2点が科せられます。
また罰則となる罰金は50万円以下。
かなり重いですね。
新基準といっても2021年以前に購入した車でナンバープレートが通常であれば問題ありません。
通常とは以下の状態のことです。
・ナンバープレートの一部でも破損していないこと。
・表示が読めないほど折れ曲がっていないこと。
・ステッカーなどの装飾が施されていないこと。
・ナンバープレートの上にカバーがかけられていないこと。
良識あるドライバーであればナンバープレートをいじるようなことはしないハズ。
現行のままで公道を走ることができます。
しかし、ナンバーを意図的に隠す良識のないドライバーが増えてきているのが現状。
事故や違反を追求するための証拠となるのがナンバーです。
それら違反車両を厳しく取り締まるために、新基準が設けられました。
遭遇した事故の相手車両がナンバーを隠して当て逃げしたら、誰でも悲しくなりますよね。
ナンバープレートの新基準における違法行為
ナンバープレートの新基準における禁止事項は主に以下の4つがあります。
1. 回転
ナンバープレートを回転させて取り付けてはならない、ということ。
乗用車などではさすがに回転したナンバープレートを見ることはありません。
これ、多いのは2輪車。
90度回転させ、片側にぶるさげるようにして走っているケースが多々見られます。
2.折り返し
ナンバープレートを折り曲げて記載表示を意図的に見えなくしているケースです。
2輪車だけでなく、4輪車でも悪質なドライバーが折り返しをしていることがあります。
3.被覆
ナンバープレートを覆ってはいけません、という内容ですが分かりづらいですよね。
全面を覆って見えなくしているケースはないにしても、一部でも被覆していると違反です。
たとえばステッカーを記載情報に貼る、などのケースが被覆に該当します。
4.カバー
ナンバープレートのカバーは市販品が数多く売られています。
汚れ防止やファッション性を目的としていますが、これらのカバーはすべて禁止になります。
もちろん透明であってもダメ。
これらの禁止事項は2021年以前に販売された車にも適用されます。
とくにカバーは一般的な車でも見られるケース。
早めに外しておきましょう。
ナンバープレート新基準の取付向きと角度
ナンバープレートの新基準は取付位置が厳格に定められています。
その内容は以下の通りです。
1.プレートの上下向きと角度
前面は上向き10度〜、下向き10度。
後面はプレートの上端が1.2m以下の場合、上向き45度〜、下向き5度。
2.プレートの左右向きと角度
前面は左向き10度〜、右向き0度。
後面は左向き5度〜、左右向き0度。
3.ナンバーフレーム
上部の幅は10mm以下、左右と下部の幅は18.5mm以下。
厚さは上部が6mm以下(上部の幅が7mm以下の場合は10mm以下)、その他は30mm以下。
4.ボルトカバー
ボルトカバーとはナンバープレートを止めておくボルトに被せるカバーのこと。
直径は28mm以下、厚さは9mm以下。
番号に被らず脱着の恐れがないもの。
これらの基準を見るとかなり厳格ですね。
ただし、2021年10月以降に購入した車はすべて新基準を満たしています。
また前述したように、それ以前の購入車でも通常の状態であれば車検も通ります。
ナンバープレートが破損したら再交付
良識あるドライバーでも、飛び石などでナンバープレートが破損することもあるでしょう。
大きな亀裂や欠損部分があると、公道を走れなくなります。
そんな時は速やかにナンバープレートの再交付を申請してください。
申請場所は登録している管轄の運輸支局または検査登録事務所で行います。
用意するのは自動車検査証(車検証)のコピーと自動車登録番号標再交付申込書。
自動車登録番号標再交付申込書は運輸支局や検査登録事務所に用意されています。
所定の記入欄に必要事項を記入し、自動車登録番号標再交付手数料と一緒に窓口へ提出。
再交付までは4〜5日かかります。
新しいナンバープレートができたら古いナンバープレートを返納後、受け取りましょう。
その際、新しい番号にしたい時は番号変更の手続きを行ってください。
ちなみに軽自動車の場合、申請場所は軽自動車検査協会になります。
用意する書類や手順は運輸支局などと同じです。
手続きが面倒、時間がないという時は民間の整備工場やディーラーに頼むのも方法のひとつ。
ナンバープレートを新しくして安心のカーライフを送ってください。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。