フロントガラスの汚れを防止するには原因を知ろう!
更新日:2019.02.04
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そのため、常にフロントガラスはきれいにしておいた方がいいのです。
ここでは、フロントガラスの汚れの防止方法や、原因と落とし方などについてご紹介していきます。
フロントガラスの汚れの防止方法
フロントガラスが汚れていると安全運転に支障をきたしてしまいますが、汚れるたびに洗うのは大変ですよね。
ですが、フロントガラスの汚れを防止することができれば洗車の回数を減らすことができます。
フロントガラスの汚れの防止方法としておすすめなのが、ガラス撥水コーティングです。
・ガラス撥水コーティングとは
ガラス撥水コーティングは、水をはじいて汚れを防止してくれる効果のある施工です。
フロントガラスの汚れの多くは雨や洗車時の水が原因ですから、それをはじくと汚れを防止できます。
ガラス撥水コーティングにはシリコン系とフッ素系があり、シリコン系は安価で撥水性が良く、フッ素系は耐久性が高いという特徴があります。
今では両方のいいとこ取りをした2層コートの撥水コーティングもありますから、自分の車に合ったものを選んでください。
・ガラス撥水コーティングの効果
ガラス撥水コーティングには、汚れの防止のほかにもうれしい効果があります。
一つはワイパー音の低下で、雨の日のドライブの快適性を向上してくれます。
もう一つは霜や凍結を防止する効果で、フロントガラスの霜もワイパーを動かせば簡単にとれます。
ガラス撥水コーティングがとても便利なものだということがお分かりいただけたでしょうか。
フロントガラスの汚れの落とし方
フロントガラスを撥水コーティングしても、まったく汚れが付かないわけではありません。
撥水コーティングをしていない方は、なおさらフロントガラスの汚れの正しい落とし方を知っておく必要があります。
・基本は水洗い
フロントガラスの汚れを落とすには、ボディーの洗車と同様に水を流しながら洗います。
ボディー用のワックスやコーティング剤はかえって油膜や汚れの原因となりますから、洗剤はガラス用のものを使いましょう。
洗剤をスポンジやぞうきんにつけてフロントガラスを洗い、水拭きをして乾拭きをすれば終了です。
頑固な油汚れには油膜用の洗車用品などを使いましょう。
・ワイパーも忘れずに
ワイパーにごみや砂がたまっていると、使用した時にフロントガラスに傷を付けてしまいます。
水で汚れを落とした後にカーシャンプーを付けたスポンジで軽く拭き、洗剤を水で洗い流しましょう。
ワイパーを強くこすり過ぎるとゴムが劣化し、ワイパーの機能が損なわれるので注意してください。
また、高圧洗浄機もワイパーアームを曲げたりブレードを痛めたりするのでワイパーには使わないようにしましょう。
フロントガラスの汚れの原因
フロントガラスが汚れる原因としては大きく分けて3種類あります。
・油膜
油膜は、その名のとおりフロントガラスに付いた膜状の油汚れです。
油膜の主成分はシリコンで、ワックスの油分や大気中の汚染物質が雨などの水分と混ざってフロントガラスに付着したあと、乾いたものです。
他に、シリコン系の撥水剤の劣化が油膜の原因になる場合もあります。
油膜を放置していると、夜間や雨の日の走行時には特に、くもって前が見えにくくなってしまいます。
また、夜間に対向車のライトがギラギラしてしまうのも油膜による反射が原因なのです。
安全のためにも、フロントガラスの油膜の汚れは完全にきれいに拭きとっておきましょう。
・イオンデポジット
ワイパーのところに白いしみのようなものができているのを見たことがあると思います。
それが、イオンデポジットというフロントガラスの汚れの一種です。
これは、水に含まれるカルキや塩素、ミネラル分、雨水に含まれる汚れなどが、水分が蒸発したことで残留したものです。
放っておくとうろこ状のしみになってしまいますから、早めに洗い落としましょう。
・ウォータースポット
ウォータースポットは、フロントガラスに残った水滴が日光に熱せられてしみになったものです。
イオンデポジットは水の中の成分が付着したものですが、ウォータースポットは水跡が焼きついてしまったものという違いがあります。
どちらも夏場のフロントガラスが熱くなりやすい時期に多くなるので、その時期には特に注意して汚れを落としましょう。
フロントガラスの汚れの種類ごとの対処法
フロントガラスの汚れの種類には、大きく分けて水性のものと油性のものがあることがわかりました。
水性の汚れは水洗いで落とせますが、油性の汚れは撥水性があるので水洗いでは落とせません。
水をかけてそれを弾いたところが油汚れですから、そこには別の対処をする必要があります。
油汚れというと食器の汚れを思い浮かべる方もおられるでしょう。
フロントガラスの油汚れにも、食器用洗剤が使えるのです。
油による汚れ落としの方法としては、これがもっとも簡単でしょう。
他にも、油膜落とし専用の洗車用品も販売されています。
中でもスプレータイプの油膜落としは、フロントガラスにスプレーして拭くだけと使い方も簡単なのでおすすめです。
また、塗り込みタイプのものは効果も高く長持ちするので、手間をかけてもいいという人はこちらを使ってもいいでしょう。
まとめ
フロントガラスの汚れには、汚れの原因を見極めてそれに合ったお手入れ方法が必要です。防止する方法をいくつかあげましたが、汚れがついても落ちやすければお手入れも楽になります。
カーコーティングを施工すれば、汚れがつきにくい上に落としやすくなるため、油性でも水性でも簡単に落とせるようになります。
ぜひフロントガラスの汚れが気になったらカーコーティングを検討してみてください!
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。