車の塗装を保護するにはコーティングがベスト!
更新日:2019.04.30
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愛車を綺麗な状態で保つためには、塗装を保護することが大切です。
では具体的にどうやって塗装を保護すれば良いのか、ここで登場するのがガラスコーティングをはじめとしたコーティング剤です。
塗装を保護するにはコーティングがベストな方法となりますので、コーティングについての知識を身につけておきましょう。
車の塗装とコーティングの違い
まずは車における塗装とコーティングの違いを理解しておくことが必要です。
どちらも車、特にボディを保護する役割を持つものですが、厳密にはそれぞれ別なものとなります。
塗装というのは車に色を塗るという意味合いもあり、同時に保護もしてくれます。
カラーの違いは保護とは関係がなく、どんなカラーでも同じです。
塗装をする際にはプライマーを塗布し、車のパーツに層を作ることでダメージから守ります。
塗装が剥げてしまうこともありますが、そういった場合には再度塗装をし直すなどして対処します。
一方でコーティングはあくまでも車を保護するためのものです。
そのためカラーも透明で、コーティングしたからといって車のカラーが変わることはありません。
特殊な膜を塗布することで塗装そのものを保護することにもつながります。
また、水を弾く撥水性のものや、水をなじませる親水性のものなどがあり、水によるダメージや汚れに強いのも特徴でしょう。
さらにガラスコーティングだと見た目にもツヤ感が出ますので、見た目を美しくするのにも役立ちます。
塗装は車のカラーを決めつつボディを守るもの、コーティングは汚れから車を守るものと考えるのが良いでしょうか。
いずれにしても塗装もコーティングも愛車を保護するために欠かせません。
塗装を保護するにはコーティングが最適
本来、塗装が車を保護してくれているので、コーティングまでしなくても良いと考える方もいるかもしれません。
ですが塗装も時間の経過で劣化していきます。
走行中は風だけでなく、小さな砂が当たったりしますし、雨にさらされることでもダメージを受けていきます。
この状態が長く続くと塗装にダメージが蓄積していき、やがて剥げるなどして保護機能が失われてしまいます。
そこで塗装を保護するためにコーティングすることが増えてきました。
最近では新車の購入時にコーティングしてもらうという方も多いようです。
コーティングは塗装された車の上からさらに塗布することにあり、塗布することで皮膜が形成されます。
この被膜が砂や雨など車にダメージを与える原因を受け止めてくれます。
つまりコーティングがしっかり施されていれば、塗装に直接ダメージが伝わるのを防げるのです。
しかもコーティングは水を弾いたりしてくれるため、汚れが付着しにくいという特徴も持っています。
メンテナンスも普段は定期的な水洗いをするくらいで良く、効果も長持ちすると言われています。
従来はコーティングよりもワックスが使われるケースが多かったのですが、ワックスはツヤ出しという点では優れていますが、保護という点ではコーティングに劣ります。
愛車をしっかり保護したい時はコーティングがベストな選択なのです。
車の塗装を保護するためにコーティングする方法とは?
コーティングする作業は自分でも行うことは可能です。
単純な話、コーティング剤を塗布すれば良いだけとも言えるので、簡単な作業にも思えるでしょう。
ですが実際にはそう簡単ではありません。
コーティング剤を塗布する前には洗車をして綺麗な状態にし、鉄粉の除去やマスキングなどの作業も行う必要があります。
車の状態によっては研磨の作業も必要になりますし、自分でやることも可能ではありますが、時間と手間がかかります。
必要なアイテムをすべて揃えるとなれば、ある程度のお金も必要です。
そこで業者にお願いしてコーティングしてもらう方法が出てきます。
業者に頼めばプロの技術でコーティングしてくれ、その効果も高いものが期待できます。
当然費用はかかりますが、自分でやる必要はないため時間と手間もかかりません。
具体的な費用については、業者ごとに価格設定が違うため一概には言えません。
ですが軽自動車など小さめの車なら5万円前後、大型の車なら10万円前後くらいが目安になるでしょう。
あくまでも目安ですので実際の費用はさらに変動しますが、このくらいの費用でプロにコーティングしてもらえると参考程度に考えてください。
高いと感じるかもしれませんが、コーティングは効果も長持ちします。
特に水洗いなどのメンテナンスをしっかりしておけば長期間の効果が期待できるので、愛車を守るためにはとても有効です。
まとめ
車の塗装を保護したいという時は、コーティングがベストな選択となります。
ワックスでは保護能力の部分で少し頼りないので、見た目よりも保護することを優先するならコーティングは優れています。
コーティング作業は自分でもできますが、手間がかかる上になかなか難しい作業です。
自分で無理にやるのではなく、プロにお願いしてコーティングしてもらうことも検討してみましょう。
その際には費用についても確認し、納得してからお願いすることが大切です。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。