車に鳥のフンがついたらどうする?取り方と対策を知っておこう
更新日:2021.10.08
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車をピカピカに磨いた時に限って落ちてくる鳥のフン。
気分的にはがっかりしますけれど鳥に文句を言うわけにもいきませんよね。
鳥のフンは見た目が悪いだけでなく、ボディにダメージを与えます。
ボディについた鳥のフンを除去する方法と対策について解説します。
塗装やボディに悪影響を及ぼす鳥のフン
動植物の生態系にはとても大切ですが、愛車には害を及ぼすだけの鳥のフン。
屋根つきの駐車場にしか止めない、という人でも走行中に被害を受けたことがあるでしょう。
鳥のフンがボディに落ちるのは運次第。
落ちたのを嘆くより、落ちた後の処理を手早く行った方が賢明。
放置しておくと、気持ちだけでなくボディにも悪影響を及ぼします。
鳥のフン、落ちた後を見ると白色系の周囲と茶色系の中心部に分かれていますよね。
周囲の白色系部分は尿酸で水に溶けない結晶。
茶色系部分はタンパク質やミネラル、砂、種子など。
内容物によって強い酸性やアルカリ性になります。
内容物は生息地で若干異なりますが、いずれにしろボディの大敵成分。
放置しておくと塗装表面を侵食して取り除けない跡を残すこともあります。
鳥のフン、リスクを甘く見てはいけません。
国内では水道橋が陥落した一因になるほどの被害を与えるのです。
落ちた後、すぐに取り除けばボディへのダメージは避けられます。
ただし、その除去方法は十分な注意が必要です。
鳥のフンの効果的な取り方
鳥のフン、除去方法でもっともやってはいけないこと。
それは慌ててティッシュでゴシゴシ擦ることです。
とくに落ちてから時間が経過している状態では最悪の結果を招きます。
鳥のフンは前述したように白色系部分が結晶となってボディの上で固まります。
これを強引に擦ればボディを傷つけるのは必至。
落ちたばかりでまだ柔らかいから大丈夫、と考えるのは早計です。
茶色系部分には砂や種子といった固い成分が含まれているのです。
また表面は柔らかくても内部のタンパク質が固まっている可能性もあります。
鳥のフンは水分を含むと再び柔らかくなります。
したがって取り方のファーストステップは鳥のフンにたっぷりと水をかけることです。
この取り方、洗車の際はカンタンにできますが、出先では難しい状況の場合もあるでしょう。
自販機があればミネラルウォーターを購入して落とすことができます。
それも不可能な場合はウエットティッシュを使ってください。
いきなり拭き取ろうとせず、3〜4枚重ねて5分ほど放置すれば柔らかくなります。
また一気に拭き取るのではなく、表面から撫でるように作業しましょう。
応急処置としては十分です。
完璧に取ろうと思わず、多少残ったら洗車のできる場所に行き、きれいに磨き上げてください。
50℃前後のぬるま湯を使うと、もっと取れやすくなります。
この取り方はフロントガラスに落とされた時も同じ。
ウォッシャー液とワイパーで拭き取るのはワイパーゴムを傷つける原因になります。
なお、応急処置で使ったウエットティッシュは速やかに廃棄してください。
鳥のフンには病原菌が含まれています。
手もすぐに洗うか、アルコール消毒をしましょう。
落とされるリスクを軽減する方法
洗車した時に限って落とされるのはなぜでしょう?
磨かれたボディが光を反射して水面を思わせるから、という説があります。
またイギリスの自動車部品小売店は独自でフンが落とされやすいボディカラーを調べました。
そのデータによると、もっとも落とされやすいのは赤。
次い青、黒となっています。
その理由は赤が熟した果実と同じ色だから、とか青は水を連想させるとか。
理由に関しては洗車後と同じく、科学的エビデンスはまったくありませんね。
いずれにしろ、落とされるのを防ぐ手段はありません。
しかし、落とされるリスクを軽減することはできます。
駐車する場所を選ぶのも方法のひとつ。
外出先で駐車する際、大きな木々の下や電線の下など鳥が集まりやすい場所は避けるべき。
また周囲にゴミ箱があるところはカラスが集まりやすい場所でもあります。
それでも落とされるのがきれいな車の宿命。
次は落とされてもボディにダメージを与えない方法を紹介します。
プロ施工のコーティングでボディと塗装を守る
鳥のフンからボディを守る最善の方法。
それはプロによるガラスコーティングを施すことです。
ボディ保護剤としては市販品のワックスやコーティング剤もあります。
確かにこれらでも鳥のフンからの被害を軽減できます。
しかし、これら市販品の主成分は油脂などの有機剤。
鳥のフンも油分を含む有機物質のため、親油性が高くシミとして残りやすいのです。
その点、プロが施工するコーティングはケイ素、つまりガラスと同じ主成分。
無機溶液なので鳥のフンが表面に馴染んでしまうことはありません。
ガラスコーティングは被膜の硬さが特徴のひとつ。
汚れがつきにくく、カンタンな洗車だけで汚れを落とすことができます。
もちろん、鳥のフンだけでなく油分を含んだブレーキダストなどからもボディを保護。
市販品と違い、持続性が約3年と長いことも魅力ですね。
愛車の輝きを長く保ちたいのであれば、プロ施工のガラスコーティングがおすすめです。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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