メッキモール磨きのポイント!きれいな状態を保つためにできることは?
更新日:2019.12.17
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車のボディを保護する保護機能、そして装飾パーツとしてデザイン性を備えたのがメッキモールです。車で使用すると、メッキモールは水垢やサビによって汚れが目立ってきます。汚れを取ろうと磨いてみても、下手にすると大きな傷を付けてしまい、余計に見た目を悪くします。
傷を付けずにきれいにするにはどうすればいいのか、この記事ではメッキモール磨きの方法を紹介します。
メッキモールとは?
メッキモールのモールとは、本来はモールディングという意味であり、帯状の装飾のことを言います。これがメッキモールとなれば、メッキされた帯状の装飾です。車の外装部にメッキモールを取り付けることによって、車をドレスアップできます。
また、擦れやすい場所の傷防止、隙間を隠すなどのことも同時に行えます。傷を防ぎながら、同時にドレスアップもできるパーツと言えるでしょう。
メッキモールの汚れには、サビと水垢がある
メッキモールは、ステンレス製とアルミ製の製品があります。国産車はステンレス製であり、輸入車はアルミ製です。
メッキモールは雨風に晒されるために、汚れが付着します。国産車に使用されるステンレス製のメッキモールは汚れが付きにくく、輸入車のアルミ製のメッキモールには汚れが付きやすい傾向です。
汚れの種類は、サビと水垢です。
・サビによる汚れ
輸入車のメッキモールには、アルミ特有の白サビが発生します。うろこ状の汚れが付いていれば、それは白サビです。白サビはアルミの腐食によって起こります。
アルミのメッキモールは、海外の低温低湿な環境で使用すると白サビは発生しにくいですが、日本の高温高湿の環境で使用すると発生しやすいです。白サビが発生しても、何もしないでいると、メッキモールの劣化と腐食は進みます。
・水垢による汚れ
雨水がメッキモールに付着し、蒸発して固まると、水垢となって汚れがつきます。雨水には、大気中のホコリやチリを含み、さらには水自体にカルシウムやマグネシウムなどの不純物を含みます。
メッキモールに雨水が付着して蒸発すると、これらの不純物が残るために、汚れとして表れるのです。アルミのメッキモールであれば、アルミの腐食も同時に起こっていることが多く、頑固な汚れなので落としにくいです。
水垢の汚れの除去の時の注意
メッキモールの汚れには、先に紹介したように白サビと水垢があります。汚れを落とすにはメッキモールを磨きますが、ガラスコーティングされたメッキモールを磨く時は注意が必要です。
水垢なのに白サビだと思って白サビ用の研磨剤で磨くと、メッキモールのコーティングが剥がれてしまいます。
コーティングが一部だけ剥がれると、余計に汚く目立ちます。
白サビはうろこ状であり、水垢は水玉模様になって汚れが表れます。汚れを落としたいけど不安という場合、専門のカーコーティング業者に依頼した方が無難です。
ガラスコーティングされていないメッキモールであれば、白サビでも水垢でも同じように磨いて構いません。
メッキモール磨きのポイントと、汚れ防止方法
メッキモールに汚れが付着すると、タオルや雑巾でごしごし磨いても、汚れは落ちません。メッキモール磨き専用の道具があるので、それを使って磨いていきます。
また、磨いた後はモールをコーティングやフィルムで保護すると、汚れにくいです。
磨き剤を使って磨く
メッキモール磨きやメッキモールクリーナーなどの名前で、モールを磨くための製品が売られています。カー用品店やホームセンターに行けば、このような製品が見つかるでしょう。専用スポンジと研磨剤がセットになっているので、スポンジに研磨剤をつけてから、メッキモールの汚れた部分を磨いていきます。
磨いた後は、メッキモールに研磨剤がついているので、タオルで拭き取ります。
磨き剤を使う時は、メッキモールの周辺を養生するのを忘れないでください。養生テープやマスキングテープを使って、メッキモールの周辺を養生します。養生せずに磨き剤でモールを磨くと、窓ガラスやドアを傷つけるおそれがあります。
・ポリッシャー磨きを行う
メッキモールの腐食が進んで汚れができている場合は、磨き剤で磨いても、汚れは落ちません。酷い汚れには、パフと極細コンパウンドを使って、ポリッシャー磨きをします。通常は電動ポリッシャーを使うために、この工具が必要です。軽く磨いただけでは落ちないので、根気よく磨く必要があります。
メッキモールの酷い汚れは、自分で磨いても汚れが落ちないならば、専門カーコーティング業者にメッキモール磨きを依頼しましょう。
コーティングしてメッキモールを保護する
メッキモールは、雨風に晒されるために汚れが付着します。そのためモールを保護して雨風を防げば、汚れにくくなります。メッキモールをきれいにしてからコーティングすると、長い間モールの腐食を予防してきれいな状態を保てます。
コーティングは、市販されているコーティング剤を使ってみても良いでしょう。その場合、必ずメッキモールをきれいにしてからコーティングします。自分でする時間がない場合は、専門のカーコーティング業者に依頼するのがおすすめです。
・フィルムを貼ってメッキモールを保護する
フィルムをメッキモールに貼ることで、コーティングした時と同じように、モールの腐食を防げます。フィルムは市販されていないので、メッキモールに貼るならば、専門業者に依頼します。施工料金は、お店により違います。
フィルムを貼るなら、透明なフィルムとメッキ仕上げのような金属の質感のあるフィルムの2種類があるので、どちらかを選びます。腐食が進んでメッキモールの汚れが落ちないようなら、金属質感のフィルムを貼ることになるでしょう。
まとめ
メッキモールは雨風によって、汚れが蓄積していきます。メッキモールが汚れても車の性能には影響はありませんが、汚れが目立つようであれば、車のオーナーとしては気になってくるでしょう。
汚れはメッキモール磨きによってきれいにできますが、自分で行うと手間もかかりますし、きれいにならない場合もあります。
自分できれいにすることが難しい場合は、専門のカーコーティング業者にメッキモール磨きを依頼しましょう。
プロの技術できれいにしてもらえますし、コーティングを施工してもらうと、今後のお手入れも楽になります。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。