車のこすり傷はDIYで修理できる?修理代の相場もチェック
更新日:2022.04.30
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ほんのわずかなこすり傷でもピカピカのボディには目立つ存在。
早めに修理しないと錆が発生してボディを傷めることになります。
でも、修理したいけれど業者に出した方がいいのかDIYで直せるのか迷うところ。
DIYで直せるこすり傷の範囲や業者へ修理を依頼した時の相場について解説します。
DIYの修理はこすり傷の状況を見て判断する
こすり傷、といっても幅や深さによって修理の方法が変わってきます。
ヘアラインのような線傷であればDIYでの修理は可能。
しかし、面積の広い擦り傷や塗装下のボディ鋼板まで達した傷は元通りにするのが困難。
修理箇所を目立たないようにするなら板金塗装のプロに任せた方が賢明です。
こすり傷の状況を見て、DIYの修理に不安を覚えるようであればプロに相談しましょう。
以下に、こすり傷の修理方法を記しますので判断材料の参考にしてください。
小さなこすり傷(線傷)のDIY手順
先端が鋭い木の枝やキーホルダーなど自分の所有物などでついてしまうこすり傷です。
また洗車の際、クロスなどに砂粒などが挟まっても線傷ができる場合があります。
影になっていたり水で濡らしたりすると見えない程度であれば、DIYで修理できます。
用意するのは細目コンパウンドとマイクロファイバークロス。
最初は線傷の周囲にあるホコリやチリなどを落とし、傷面をきれいにします。
次に豆粒程度の細目コンパウンドをクロスにつけ、傷の方向に沿って擦ります。
線傷が埋まったら、コンパウンドがついていない面のクロスで磨いてください。
細目コンパウンドの価格は500円〜、マイクロファイバークロスは300円〜。
1,000円以下の費用で修理できます。
なお、細目コンパウンドはボディカラーに合わせて選んでください。
やや深めのこすり傷(線傷)のDIY手順
前車の飛び石や金属製の突起物などでついてしまうこすり傷で、深度はやや深め。
ボディ鋼板まで達してはいないけれど、傷部分と周囲のボディカラーの色の違いが分かります。
修理はDIYでも可能ですが、コンパウンドよりも難度が上がります。
用意するのはタッチペン、シリコンオフ、マスキングテープに耐水ペーパー。
コンパウンド修理と同じように、最初は傷の周囲をきれいにしてください。
次に傷の周囲にマスキングテープを貼ります。
これはボディにタッチペンの塗料が液垂れするのを防ぐため。
できるだけ傷ギリギリに貼りましょう。
タッチペンで修理する前に、シリコンオフで傷部分の脱脂を行ってください。
油脂がついたままでは塗料の密着が悪くなります。
シリコンオフが乾いたらタッチペンを塗っていきます。
最初から厚く盛ると液垂れするので、薄く塗って乾いたら重ね塗りをしてください。
傷周囲よりやや高めに盛るのがコツです。
1周間ほど乾かしたら耐水ペーパーで擦り、周囲との段差を解消します。
最後に細目、または極細コンパウンドで表面を滑らかにしましょう。
費用はタッチペンが600円〜、シリコンオフが600円〜、マスキングテープが300円〜。
細目コンパウンドや拭き取り用のクロスがあれば2,000円以内で修理できます。
なお、タッチペンは必ずボディカラー同色を選んでください。
カラーナンバーは形式表示プレートに記されています。
幅広いこすり傷(傷深度浅め)のDIY手順
電柱や縁石など、固い対象物にボディを擦った時につく傷です。
傷の深度が比較的浅ければDIYでの修理も可能ですが、難度はかなり高め。
500円玉サイズ以上になるとタッチペンは使えず、カーペイントスプレーが必要になります。
手順は基本的にタッチペンと同じ。
ただし、スプレー使用になると修理面積を広く取らなければなりません。
カーペイントスプレーの発色を鮮やかにするプラサフも必要。
最終的に周囲の色と同調させるボカシ剤も使います。
カーペイントスプレーは薄く均一に塗らないと液垂れやダマができたりします。
DIY修理が初めての場合、コツを上手につかまないと美しい仕上がりは望めないでしょう。
費用もカーペイントスプレーやシリコンオフ、プラサフなどが加わり、5,000円〜。
これだけの費用と時間、手間をかけて失敗すると精神的にも物理的にも大きな損失。
500円玉サイズ、それ以上になった時は板金塗装のプロに任せた方が無難です。
修理費用は業者や車種によって異なりますが、相場は10,000〜20,000円前後です。
車のこすり傷が深い場合は迷わずプロへ依頼する
こすり傷の幅が500円玉以上で深さがボディ鋼板まで達していた場合。
または明らかに凹んでいる場合。
これらのケースは板金塗装のプロに相談しましょう。
傷が深い、凹みがある場合はパテ塗りや板金作業で傷面を滑らかにしなければなりません。
この作業、かなりコツが必要です。
傷跡を目立たせないようにするなら、なおさらのこと。
DIYで上手くできたように見えても、光の加減で傷跡が目立つのはよくあるケースです。
プロは屋内作業場で傷面に塗装用ライトを当てます。
だから、どのアングルから見ても傷跡が目立たないわけですね。
塗装に関してもコンプレッサーを使ったスプレーガンを使用するので色ムラが発生しません。
修理費用は車種、傷の状況にもよりますが、相場は手の平サイズで30,000〜60,000円程度。
愛車のこすり傷、DIYの修理では限界があります。
美しい仕上がりを求めるなら、板金塗装のプロに任せることをおすすめします。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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