車の買い替えにベストなタイミングとは？見極めるポイントを紹介
更新日：2022.03.22
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車の価格、決して安くありません。
買い替えの時は、できるだけ安く済ませたいのが本音。
でも、タイミングを逃すと価格そのものが高くなったり余計な費用がかかったりします。
買い替えのベストタイミングや見極めるポイントについて解説します。
3つの時期が買い替えのベストタイミング
車を買い替えるメリットはなんといっても気分が新鮮になること。
新車に乗る時のウキウキ気分は誰もが経験しているハズ。
経年劣化で買い替える場合は故障の不安も解消されます。
また新車はすべからく燃費性能が向上しているので維持費が安くなるのもメリットでしょう。
反面、デメリットとして上げられるのが車の価格と予算のバランス。
欲しい車はいつでも予算上限ギリギリなのが、車の買い替えの習慣でもあります。
やはり車を買い替えるなら、少しでも価格を下げたいものですね。
車の買い替えにかかる費用は一律ではありません。
ベストなタイミングを選べば支出を抑えることができます。
支出を抑えられるベストなタイミングは主に3つの時期。
・自車の車検前
・ディーラーの決算期前
・新型モデルの発売前
車の買い替えはこの時期がおすすめ。
以下に、その理由を説明します。
車検前がベストタイミングの理由
最初に説明する買い替えタイミングは自車の車検前。
車を買い替える際、ほとんどの人が下取りに出します。
下取り価格と購入車両の値引き分を合わせた金額が新車価格から引かれます。
下取り価格はディーラー側の査定によって決まります。
年式や走行距離、ボディの傷やエンジンの調子などによって査定額が決まります。
この査定額は勝手に決めているのではありません。
日本自動車査定協会（JAAI）が定めた中古車査定基準を元に算出します。
基準から車の状態を調べ、市場価格と併せて加減点していくシステムです。
JAAIの中古自動車査定基準及び細則の基本価格第15条には以下のように記されています。
（3）車検の残月数は3ヶ月以内とする
つまり車検が間近であれば基本価格ということ。
でも車検残月数が多ければ加点になるとは限りません。
人気車種であれば、流通先の中古車店ですぐに売却できるので加点となります。
しかし不人気車の場合は在庫として残りやすく、売れない間に車検残は減っていきます。
不人気車は中古車店から敬遠がちとなるため、加点されないことが多いのです。
また加点されても査定額は3,000〜5,000円程度。
車検の費用は最低でも100,000円前後かかります。
下取りに出した場合、車検残月に応じて自動車税の還付はあります。
しかし、自動車重量税は基本的に還付されませんし、軽自動車は自動車税も還付されません。
車検を通してからの購入、いかに差額が大きいか分かるでしょう。
買い替えは車検の半年前ぐらいから計画、車検残3ヶ月がベストタイミングです。
ディーラーの決算期がベストタイミングの理由
次に説明する買い替えタイミングはディーラーの決算前です。
決算期前、売上目標達成のために必死になるのはどの業界も同じ。
ディーラーも例外ではありません。
１台でも多く売りたい時期なので大幅な値引きやサービスが期待できます。
したがって、ディーラーが決算期を迎える3月と9月がベストタイミングとなります。
ここで注意したいのが納車時期。
ディーラーの売上計上は購入時ではなく、納車時です。
３月や9月に契約しても、納車時が決算月を超えると決算前の売上になりません。
結果的に買い替えのベストタイミングを逃すことになります。
決算期前に焦点を絞るなら、交渉期間も考慮して３ヶ月前から準備しましょう。
とくに最近は人気車種の納車期間が伸びています。
３ヶ月は当たり前、超人気車では半年後というケースもあります。
また人気車種のあるディーラーは決算期でも売上順調なので大幅な値引きは期待できません。
比較的人気の落ち着いている車種を選ぶというのも買い替えを有利に運ぶ材料となります。
新型モデル発売前がベストタイミングの理由
最後は新型モデルの発売前です。
最近は新型車の登場をティーザー広告（覆面広告）で事前に告知するメーカーが増えました。
ティーザー広告を使わないまでもネットなどで最新車の告知が行われています。
自車と同じブランドの新車が出れば当然、自車は人気が下がるので査定も落ちます。
したがって新型車が販売される前に購入すれば下取り価格の低下を抑えることができます。
これは自車と同ブランドだけでなく、自車と同じカテゴリーでも通用する対処法です。
自車がコンパクトSUVで、他車からコンパクトSUVの新型車が出る、というパターンですね。
ただし、例外もあります。
新型車が必ずしも人気が出るとは限りません。
発売後、しばらくしてから旧型車の方に人気が集中する場合もあるのです。
買い替えのタイミングを逃してしまったら、旧型車の相場を調べてみましょう。
新車販売前と同額、または高値の査定がついていた時は買い替えのベストタイミングです。
なお、査定はボディが無傷で塗装が変色していなければ加点されます。
このために活用したいのがプロ施工のガラスコーティング。
硬い被膜は擦り傷がつきにくく、塗装の変色原因となる紫外線も防御します。
買い替えを少しでも有利にするなら、プロ施工のガラスコーティングがおすすめ。
また新車を購入した際にすぐ施工すれば、新車の輝きを長く保つことができますね。
ベストタイミングの買い替えで、楽しいカーライフを送りましょう。
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中山裕貴（PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー）
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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