車にドアバイザーは必要?後付け・取り外しは可能?
更新日:2022.08.02
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雨の日や車内の換気をしたい時に役立つのがドアバイザー。
実用的ですがデザイン重視の人には装着をためらうアイテムでもありますね。
ただし、最近はボディデザインを意識したドアバイザーも登場しています。
ドアバイザーのメリットやデメリット、後付けや装着後の取り外しなどの解説をします。
ドアバイザーを装着するメリット
ドアバイザーとはサイドウインドウ上部に装着されている樹脂製の庇(ひさし)のこと。
バイザーには帽子などの目庇という意味があります。
ドアバイザーは文字通り、窓の庇ですね。
サイドウインドウの上部を庇で覆うことによるメリットはいろいろあります。
たとえば雨の日の車内換気。
走行中、左右や後方の窓をわずかでも開ければ、車内の空気は流入と排出が行われます。
でも、雨の日では空気と一緒に雨粒も入ってきてしまいますね。
ドアバイザーの幅は5〜10cm程度。
これだけの幅でも窓を開ければ換気ができますし、雨粒も入ってきません。
この効果は停車中や駐車中でも同じ。
夏の暑い日、窓を閉め切っていると車内温度は短時間で50℃を超えます。
しかしドアバイザー分だけ窓を開けておくと、車内温度は約10℃から15℃下がります。
窓を開けていても外から見えにくくなるのが、ドアバイザーを装着するメリットですね。
また強い日差しをカットできるのも利点。
とくにサイドウインドウ前部は道路車両運送法で濃い色の遮光フィルムが貼れません。
ドアバイザーの色には規制がないので高い遮光効果が期待できます。
子供を乗せる機会の多い車にはかなり役立つアイテムですね。
デメリットは少ないがデザインに影響あり
ドアバイザー、わずかですがデメリットもあります。
たとえば風切音。
ドアバイザー未装着の状態では風切音がなくても、装着すると発生する場合があります。
といっても一般走行ではほとんど感じないはず。
高速道路で風の強い日に発生する程度で、走行に影響を及ぼすわけではありません。
とくに気にしなければ問題視する必要はないでしょう。
それからサイドウインドウの掃除がややしにくくなります。
洗車の際、ドアバイザーに隠れている部分はどうしても洗剤が届きにくくなります。
ただし、これも予め窓を下げて掃除するなどの工夫をすれば解決できるデメリット。
その他のデメリットとしては、樹脂製のため劣化しやすいということ。
どうしても艶がなくなり、チープ感が出てしまうので劣化が始まったら交換がおすすめ。
これらのデメリット、どれも大きな問題とはなりませんね。
実用性は十分あるのに、どうしてもドアバイザーに馴染めない人も、実はいるのです。
それは車全体のデザイン。
とくにスポーティな車種はスタイリッシュなデザインで正面から見ると台形になっています。
そこにドアバイザーが飛び出していたら見た目があまり良くありません。
またサイドウインドウのラインはボディ全体を引き締める効果があります。
ドアバイザーを装着すれば、そのラインがぼやけるのは必至。
スポーティな車種は元来、実用性を重視していません。
ドアバイザーといった実用性のあるアイテムを装着すればデザインが崩れるのは当たり前。
デザイン重視なら、ドアバイザーの装着はきっぱり諦めましょう。
好みのタイプが選べるドアバイザーの後付け
メーカー純正のドアバイザーはディーラーのオプション設定になっています。
契約の際、オプションを申し込めば装着状態で納車されます。
でも純正品のドアバイザーではなく、もっと自分好みのタイプが欲しいという人もいるはず。
そんな個性派の人は社外品から選んで後付けしましょう。
いろいろなメーカーからドアバイザーの社外品が販売されています。
凝ったデザインやスモークの濃いタイプなど自分の好みに合わせて選べます。
ただし、車種の適合品を選ぶことが後付けの大原則。
不適合のドアバイザーを無理して装着すると破損の危険性があります。
それから取り付け方法も確認しましょう。
ほとんどの社外品は粘着テープで止めるタイプ。
誰でも装着できますが、稀に粘着テープと専用金具を使うタイプもあります。
取り付け時に不安を感じるようであれば、このタイプは避けた方が無難。
装着が不十分な場合、走行中に脱落する恐れもあります。
意外と厄介なドアバイザーの取り外し
ドアバイザー、劣化したり気に入らなくなった場合は交換がおすすめ。
しかし、ドアバイザーの取り外しはかなり厄介な作業です。
ドアバイザーの取り付けは両面の粘着テープ。
走行中の振動でも脱落しないように、強力な粘着度を持っています。
DIYでの取り外しは根気が要る作業だと心得ておきましょう。
ドアバイザーは金具のヘラなどで簡単に取り外しができます。
根気が必要なのは残った粘着テープの跡。
先端の硬いヘラを使ってこそぎ落としたいところですが、これはボディを傷つける恐れあり。
結局、シール剥がしの溶剤を使って丁寧に剥がしていくのが唯一の方法なのです。
時間と手間を惜しむなら、信頼できる民間の修理業者などプロに頼む方が賢明です。
DIYではどうしても残りがちなシール跡もきれいに取り除いてくれます。
ただし、プロの作業といっても手間のかかる点は同じ。
予め見積もりを取り、費用の確認をしてから依頼しましょう。
取り外すことさえ考えなければ、ドアバイザーは便利なアイテム。
車内の快適な環境作りを演出してくれます。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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