タイヤのホイールをDIYで塗装するには?
更新日:2023.02.03
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アルミホイールの塗装部分に小キズがつくと目立ってしまい、魅力半減。
修復には再塗装が必要ですが業専門の塗装業者に任せると当然、コスト高。
塗装面が小さい場合はDIYで修復すればコストを安く済ませることができます。
ホイールをDIYで塗装する方法や注意点について解説します。
作業環境を確保する
アルミホイールのデザインとカラーは多種多彩。
スタンダードなシルバーやメタリックだけでなく、カラータイプも増えました。
ボディとコーディネートしたカラーのホイールはとてもスタイリッシュに見えます。
でも、そこに飛び石や縁石接触でキズがつくとマイナスイメージで目立ってしまいます。
DIYでもキズの修復と塗装ができるので、コストを安く上げたい人は挑戦してみましょう。
キズ部分の塗装は基本的にボディと同じ。
むしろタイヤを外して作業できるので、ボディよりも比較的カンタンにできます。
DIY塗装を始める前に、まずは作業環境を確保しましょう。
揮発性のスプレー塗料を多く使うので、ベストは風通しの良いガレージなどの屋内。
とはいえ、作業できるガレージを用意できる人は少ないでしょう。
屋外で作業する場合は周囲に迷惑のかからない場所であることを確認してください。
なお、屋外で作業する時は風の強い日を避けること。
スプレー塗料が風で流れ、的確に吹き付けることができません。
また雨が降りそうな時や強い影ができる晴天も作業には不向き。
多少、曇っていて温かい日を選びましょう。
DIY塗装に必要な道具を用意する
作業環境を確保できたら、DIY塗装のために必要な道具を揃えましょう。
以下に必要な道具を記したので参考にしてください。
・マスクとゴム手袋(できればゴーグルも)
・ホイール洗浄剤と専用ブラシ
・耐水ペーパー(400〜2000番まで複数枚入ったセット)
・マスキングペーパーまたはシート
・シリコンオフ
・プラサフ
・カラー塗料
・クリア塗料
・鏡面仕上げ用コンパウンド
以上を揃えてもキズを修復する程度であれば10,000円前後で済みます。
なお、DIY塗装はタイヤを外した方がスムーズに作業できます。
ホイールを塗装する手順
DIY塗装は汚れの微粒子や揮発性の塗料が舞い上がります。
作業する際はマスクとゴム手袋、目を保護するゴーグルの着用をおすすめします。
では、以下に作業手順を解説します。
1. ホイール洗浄
ホイールの汚れにはブレーキダストなど油分や鉄分も含まれています。
これらが付着したままではきれいに塗装できません。
ホイール専用洗剤とブラシで汚れをしっかりと落としてください。
2. マスキング
キズの部分を中心に面積を広く取ってマスキングします。
塗料がタイヤや他の塗装部分に付着しないように覆ってください。
3. キズ部分を耐水ペーパーで磨く
ホイールについたキズ部分にはエッジがあります。
そのまま塗装すると仕上がりが汚くなるので耐水ペーパーで磨きます。
最初は粗目の400番、それから800番や1200番を使って滑らかにしましょう。
4. 脱脂と下塗り
磨いた部分の表面には油脂が残っています。
そのままでは塗料が付着しにくいのでシリコンオフで脱脂します。
スプレーから塗布部分まで30〜50cmほど離し、2〜3回に分けて吹き付けてください。
大量に吹き付けても効果は同じ。
均等に吹き付けた後は油分のついていないタオルなどでシリコンオフを拭き取ります。
次にプラサフ。
これは塗料の発色を高めるための下地塗料です。
シリコンオフと同じ要領で吹き付けましょう。
5. カラー塗装
プラサフが乾いたらカラー塗料を吹き付けます。
吹き付ける要領はシリコンオフなどと同じです。
一度に大量の塗料を吹き付けると液垂れや不均等な盛り上がりが発生します。
焦らず、何度も吹き付け作業を繰り返してください。
4〜5回に分けて塗布すると深みのある色合いになります。
6. 仕上げ
カラー塗料が完全に乾いたらクリア塗料を吹き付けます。
ここでも吹き付けるコツは同じ。
液垂れや不均等な盛り上がりを発生させると最初からやり直さなければなりません。
慎重に作業しましょう。
クリア塗装が完全に乾くのを待ち、最後は鏡面仕上げコンパウンドで磨きます。
塗装が周囲に馴染むまで1〜2週間かかります。
多少、色が違うからといってしつこく磨くのは厳禁。
鏡面仕上げといってもコンパウンドは研磨剤。
クリア塗装やカラー塗装まで削ってしまうことになります。
周囲に色が馴染んだ後、もう一度鏡面コンパウンドを使ってピカピカに輝かせましょう。
DIY塗装に不安を感じたらプロに任せる
上記のホイール塗装はあくまでキズ部分限定。
ドレスアップのための塗装も方法は基本的に同じです。
ただし、塗装面が広くなるので作業時間は格段に増えます。
当然、費用も作業時間に比例して高くなりますね。
またドレスアップとなればデザイン重視になるので塗装のスキルが求められます。
失敗すると見るも無残なホイールになることを想定しておきましょう。
どうしてもドレスアップのホイール塗装をしたい時はプロに任せるのも方法のひとつ。
専門の塗装業者に任せるメリットは失敗のリスク回避と満足できる仕上がり。
ドレスアップ塗装に少しでも不安を抱いたなら、プロに任せた方が無難です。
もちろん、小さなキズの塗装でも請け負ってくれます。
キズのない鮮やかなカラーリングのホイールで、楽しいカーライフを送りましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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