車のチャイルドシートは何歳まで必要?買い換えはどうする?
更新日:2023.05.23
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小さな子どもを乗せる時に欠かせないのがチャイルドシート(幼児用補助装置)。
命を守る安全装置ですが、子どもはすぐに大きくなってシートサイズが合わなくなります。
サイズが合わないチャイルドシートを使い続けるのは大変、危険。
チャイルドシートの着用義務年齢やサイズを合わせるための役立つ情報を紹介します。
子どもの命を守るのは車を運転する人の義務
チャイルドシートは6歳未満の子どもが乗る時、必ず着用させなければなりません。
この義務を怠ると幼児用補助装置義務違反となり、違反点数1点の行政処分が下されます。
もちろん、行政処分を科されるのがイヤで装着するわけではありませんよね。
子どもの大切な命を守るのは親、または子どもを乗せるドライバーの大事な務め。
しかし、チャイルドシートならどれでも構わない、というわけではありません。
子どもの体の大きさに合わせないと、かえって危険です。
JAFは2017年に取り付け状況調査を実施。
その結果、59.3%がミスユースあり(取り付け不備)と判明しました。
チャイルドシートを装着する際は、その種類をきちんと調べてから購入してください。
ただし、状況によってはチャイルドシートの着用が免除されるケースがあります。
たとえば子どもが骨折していたりアトピー皮膚炎などで治療上、着用が適切ではない場合。
バスやタクシーなど一般旅客運送事業用の車に乗る場合。
それからチャイルドシートの着用によって乗員定員が乗れない場合。
他にも免除例があるので、どうしても着用できない場合は事前に警察へ問い合わせしましょう。
体型に合わせたチャイルドシートの種類
チャイルドシートには体型に合わせて3〜4種類あります。
体型の基準は各メーカーの自主判断ではありますが、どのメーカーも大差ありません。
以下に、その種類を紹介します。
・ベビーシート
新生児から1歳頃まで、体重は2.5〜13kg以下、身長は約70cmまでが使用期間の目安。
ベッド型やイス型があり、新生児の首や頭をしっかりとサポートします。
ベビーシートの中で特徴的なのがトラベルシステムと呼ばれるタイプ。
キャリー型で専用のベビーカーにも乗せることができます。
・チャイルド&ジュニアシート
1歳から11歳頃まで、体重は9〜36kg以下、身長は約70cm以上が目安。
長く使えるので経済的なことが最大のメリット。
3歳頃までは備え付けの5点式ハーネス、4歳以上は車の3点式シートベルトを使用。
シートのパーツを脱着させることで子どもの体型にフィットさせることができます。
・ジュニアシート
4歳から11歳頃まで、体重は15〜36kg以下、身長は約100〜145cm以下が目安。
背もたれタイプとブースターシートと呼ばれる座面だけを高くするタイプがあります。
安全性が高いのは背もたれタイプ。
ヘッドサポートとサイドサポートが可動式なので体が大きくなってもしっかりフィットします。
上記はあくまで一般的な種別です。
メーカーによっては新生児から12歳ぐらいまで使用可能なチャイルドシートもあります。
用途や予算に合わせて選んでください。
チャイルドシートは何歳まで使うのが最適?
チャイルドシートの着用が義務づけられているのは6歳未満まで。
しかし、上記のチャイルドシートには11歳頃まで適合する種類があります。
その理由は車に備え付けられているシートベルト。
車の各メーカーはシートベルトの着用身長を140cm以上と想定して設計しています。
厚生労働省の調査では、男女ともに6歳児の平均身長は約116cm。
この身長で備え付けのシートベルトを着用するのはかえって危険です。
本来、肩ベルトは鎖骨、腰ベルトは腰骨の辺りに固定しなければなりません。
しかし、身長116cmでは肩ベルトが首にかかり、腰ベルトもお腹の位置。
この体制で強い衝撃を受けると首や内蔵に大きな損傷を受ける恐れがあります。
また普段の乗車時でも首が擦れたりお腹を圧迫したりして子どもが不快感を持ってしまいます。
チャイルドシートは何歳まで、と年齢にこだわる必要はありません。
身長が140cm以上になるまで、できれば余裕を持って150cmになるまで着用しましょう。
子どもが2人以上は体型に合わせて買い替える
チャイルドシートは子どもの体型に合わせて買い替えていくのがベスト。
とはいえ、子育てにはお金がかかるもの。
チャイルドシートはできるだけ買い替えないで済ませたい。
そんな人は上記のチャイルド&ジュニアシートの購入が最適です。
1歳から11歳頃まで使えるので、ほとんど買い替える必要がありません。
ただし、これは子どもが1人の想定。
2人以上の子どもを計画している場合は当然、チャイルドシートがひとつでは足りません。
またチャイルド&ジュニアシートは意外と大きいので2台を後部席に並べると狭くなります。
最初は場所を取らないベビーシート、次にチャイルド&ジュニアシートを準備してください。
家族で1台の車を共有するのであれば、ミニバンタイプなど空間の広い車がおすすめです。
父親と母親、それぞれが車を持つ場合は移動しやすいチャイルドシートを選びましょう。
なお、チャイルドシートはレンタルもありますが、何回も使うと割高になります。
子どもと移動する機会が多い人は購入する方が経済的です。
チャイルドシートを正しく着用して、子どもと一緒に快適なカーライフを楽しんでください。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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