車の光沢を復活させたい!復活の方法と光沢を維持するコツ
更新日:2023.08.25
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車の塗装は年月が経つほど光沢を失っていきます。
その原因は紫外線や油分を含んだ汚れなどいろいろ。
失われた光沢は普通の洗車で復活することはありません。
光沢を復活させる方法と、蘇った光沢を維持するコツについて解説します。
太陽光の紫外線が光沢を低下させる
新車時、一般的な国産車の塗装は4層構造。
下塗り、中塗り、上塗り、それからクリア塗装を重ねます。
4層もあると厚みもあるんじゃないか?と思う人もいるでしょう。
実際の厚みはわずか0.1mm程度。
0.1mmの塗装でも新車時であれば美しい光沢を放ってくれます。
光沢が経年で低下するもっとも大きな原因は太陽光に含まれる紫外線。
人間の肌やガン発生に影響を及ぼすラジカルという物質が光沢や塗装を破壊してしまうのです。
もちろん、太陽光に当たったからといってすぐに低下するわけではありません。
しかし日差しの強い季節、屋外駐車していれば少しずつ、確実に低下していきます。
とくに紫外線を吸収しやすい赤系、光を吸収する黒系などの塗装色は要注意。
白系や銀系に比べると低下スピードが早くなります。
屋外駐車で、少しでも光沢の低下を遅らせるならボディカバーで覆うなどの対処が必要です。
古いコーティング剤も光沢低下の原因
他にも光沢低下の原因があります。
汚れはもちろん、汚れを落としてきれいにするためのDIYのコーティング剤もそのひとつ。
ワックスやポリマー系コーティング剤の主原料は天然や合成の樹脂、つまり油分です。
施工した直後は水弾きが良く、深い光沢があっても油分は汚れを付着させます。
この汚れ、こびりつくと普通の洗車ぐらいでは落ちません。
しかも、この上からコーティング剤を重ね塗りすると汚れを閉じ込めてしまうことになります。
紫外線や古いコーティング剤による光沢の低下は軽度であればDIYで復元が可能です。
ただし、かなり手間と時間がかかることを想定しておきましょう。
用意するのは洗車用具と水垢取りなどの極細コンパウンド、拭き取り用のマイクロファイバー。
拭き取り用に古いウェスを使うと繊維の先が尖っているため、塗装面を傷つけるので厳禁。
マイクロファイバーは大判で数枚用意しておくと作業がスムーズに進みます。
それから鉄粉除去剤やピッチ・タール除去剤なども用意しておくと便利。
除去剤を使うならゴム手袋も用意しておきましょう。
作業は薄曇りで雨の降らない日を選んでください。
風が強かったり雨が降ったりすると、きれいにしたボディがまた汚れてしまいます。
くすんだボディの光沢を上げる方法
最初に行うのは洗車。
たっぷりの泡を使って隅々まで洗ってください。
泡を洗い流したら、塗装面のダメージ具合を確認します。
直射日光の強い晴れの日を避けるのは確認作業のため。
塗装面に影ができるとダメージ具合が隠れてしまい、次の作業に支障が出ます。
仕上がった後、ダメージが残っていた、なんて事態は避けたいもの。
確認事項は古いコーティング剤のムラ、イオンデポジットやウォータースポット。
ボディ下部ではピッチ・タールや鉄粉。
あとはスポンジにコンパウンドの溶剤を塗布、塗装面をひたすら磨くだけです。
とくにダメージ部分は重点的に作業しましょう。
カンタンに思えますが、注意点がいくつかあります。
コンパウンド用のスポンジは必ず専用タイプを使うこと。
表面の穿孔がほとんどなく、目が詰まっているので均一に磨けます。
それから塗装面を磨く時は焦らずゆっくり、スポンジを縦横に進めるのが原則。
早く済ませようと力を入れたり、円を描くように擦ると塗装面が剥げたり傷ついたりします。
ピッチ・タールや鉄粉は除去剤を噴霧後、2〜3分ほど放置してから拭き取ってください。
なお、除去剤の主成分はグリコールエーテル。
手につくと荒れる場合があるので、使用する際はゴム手袋をした方が無難。
塗装が心配の人は予め、見えにくい部分に少しだけ噴霧して変色しないことを確かめましょう。
ボディ全体をコンパウンドで磨いたら、マイクロファイバーでコンパウンドを拭き取ります。
ここまでが磨きの作業。
塗装面はきれいになっても汚れが付着しやすい状態です。
最後はボディ全体にコーティング剤を塗布してください。
光沢の復活はプロに任せる
コーティングまで完了すれば、光沢はかなり復元できます。
ただし、市販のコーティング剤は効果の継続が3〜6ヶ月。
光沢を維持するためには、また同じ作業を繰り返さなければなりません。
時間がたっぷりあって、愛車磨きが好きな人であればそれも可能ですね。
でも、この作業の手間で懲りた人もいるはず。
作業を考えただけで腰が引ける、という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのがプロによるガラスコーティングです。
プロに任せるメリットはいろいろありますが、そのひとつが下地作業。
DIY では長時間かかる磨き作業を、専用の道具と溶剤で徹底的に行ってくれます。
またガラスコーティングの溶剤はワックスやポリマー系と違って無機質。
汚れが付着しにくく、汚れても比較的カンタンな洗車で落とせます。
形成された被膜は硬質で、効果の継続が約3年と長いことも特徴のひとつ。
半年ごとに再施工する必要がなく、透明感のある光沢を維持できます。
手間をかけずに美しい光沢を実現させるならプロのガラスコーティングがおすすめ。
輝きを復活させた愛車で楽しいカーライフを送りましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。