妊婦の運転は何週目までできる?妊娠中の運転で注意すること
更新日:2024.05.14
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妊娠中は安全運転を心がけていても心配事がいろいろと思い浮かんでしまうもの。
でも、心配事を抱えたまま運転するのは集中力を欠くことにつながってとても危険。
運転時に注意すべき点を把握しておけば、心配事への対処も速やかに行えます。
妊婦の運転で注意することや疑問点などを解説します。
妊娠初期は妊婦特有の体調の変化に注意
妊婦には生活習慣や仕事の上でさまざまな制限が発生します。
一部の危険な肉体労働は法律で禁止され、毎日の食事では食べられないものもあります。
反面、妊娠中の勤務においては通勤時間の緩和や休憩に関する優遇制度が設けられています。
では、車の運転に関しては制限または優遇制度があるのでしょうか?
答えは、どちらもなし、です。
運転する際に守るべき法律は道交法や道路運搬車両法など一般ドライバーと同じです。
いつまでは運転してはいけない、いつまでは運転しても良い、という決まりはありません。
法律上の問題はなくても、妊婦になると特有の体調の変化があるもの。
その変化が運転に影響を及ぼすのはお腹の赤ちゃんにも危険ですね。
とくに大きな変化が表れるのは1〜4ヶ月目ぐらいまでの妊娠初期。
hGCホルモンや黄体ホルモンが分泌されて赤ちゃんを育てるのに相応しい身体になる頃。
赤ちゃんや母体には必要なホルモンでも、分泌によって体調に変化が表れます。
その代表例がつわり。
吐き気や眠気、だるさなど集中力が欠けてしまう症状が出ることもあります。
妊娠初期は体調の変化に備え、運転を控えたり長距離の運転は避けた方が無難です。
妊娠中期から後期は妊婦の体型を考えて運転する
5〜7ヶ月目は妊娠中期。
赤ちゃんも大きくなり始め、母体は安定期に入るといわれています。
ただし、これは一般論。
妊娠中期でも体調の変化が続いている人もいます。
初期と同じように、自分の体調を考えながら慎重に運転してください。
妊娠中期になると体型にも変化が出てきます。
お腹が大きくなってくると足元が見えにくくなったり乗降に手間取ったりします。
まだ普通の体型、と思い込んで運転中に無理な体勢を取ると大変危険。
体型の変化を自覚して身体に負担をかけない運転を心がけてください。
8〜10ヶ月目は妊娠後期。
赤ちゃんもお腹の中で1kg強まで育っています。
かなりお腹が張っているので運転姿勢はどうしても顎が上がりがちになりますね。
この姿勢だと車の前方部分が見えにくくなるので車間距離は必要以上に開けましょう。
視界を保とうとして前屈みになるのは厳禁。
お腹の赤ちゃんを圧迫してしまいます。
お腹が大きくなると、どうしてもハンドル操作やペダル操作がしにくくなります。
運転が少しでも困難、と感じたら運転は控えた方が賢明です。
シートベルトはした方がいい?しない方がいい?
妊娠中、気になることのひとつがシートベルト。
基本的に、妊婦だからといってシートベルト着用の義務が免除されることはありません。
ただし、シートベルトをすることによって健康に良くないと判断された時は免除されます。
腹痛がする、陣痛が始まった、などの場合は免除事項に相当します。
万が一のことを考えるとシートベルトをした方が安全だといえるでしょう。
お腹の赤ちゃんを圧迫しないように正しくシートベルトを着用してください。
シートベルトは肩ベルトと腰ベルトに分かれています。
肩ベルトは方から胸、腹部の側面に通して止めます。
腰ベルトはお腹の膨れている部分を避けて腰骨の低い位置で止めます。
着用の際の注意点は必ず両方のベルトで身体を守ること。
腰ベルトだけだとラクに感じますが身体が前のめりになった時、腹部を圧迫してしまいます。
シートベルトにどうしても圧迫感を持つ人は補助具の使用がおすすめ。
たとえばマタニティシートベルト。
腰ベルトを引き下げてお腹への圧迫感を軽減したり、太ももにベルトをするタイプなどがあります。
他にもベルトパッドやベルトストッパーなどがあります。
実際に補助具を手に取って、使いやすいタイプを選びましょう。
なお、シートベルトの締め方は運転席だけでなく助手席や後部席に座った時でも同じです。
運転中は妊婦としての携行品を忘れずに
妊婦が車の運転をする際、かかりつけの医師に相談することが最優先。
健康状態や運転する頻度、距離などを正確に伝えてください。
医師のアドバイスに従うことが安全な運転につながります。
それから運転する際は必ず母子手帳と健康保険証を携行しましょう。
万が一の場合、この2つがあればかかりつけの病院でなくてもスムーズな診察が受けられます。
臨月に入った場合は、かかりつけの病院の診察券も忘れずに。
運転中であっても、すぐに病院へ行ける体制にしておくことでリスクを最小限に抑えられます。
タオルやナプキンなども用意しておけば万全。
体調や体型の変化は自分自身がいちばん理解しているもの。
少しでも気分が悪くなったり集中力を欠いていると感じたら、運転を止めてください。
安全な場所に車を停め、休憩しましょう。
場合によっては車をそのまま放置して、タクシーで自宅や病院に行くのも構いません。
何より大切なのは車ではなく、妊婦と赤ちゃんのこと。
元気な子を産んで、家族で楽しいカーライフを送りましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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