車のにおい対策!芳香剤はどこに置くのがいい?
更新日:2024.06.29
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車の中は密閉された空間だけに、いろいろなにおいが染みつくことがあります。
そんな時に便利なのが、車専用の芳香剤や消臭剤。
カーショップには多くの製品が売られていますね。
におい対策のための選び方、置き場所について解説します。
3つのタイプから選ぶにおい対策
車内のにおい対策には芳香剤、消臭剤、脱臭剤があります。
これらは厚生労働省によって、それぞれ定義されています。
1. 芳香剤
空間に芳香を付与するもの、というのが定義。
精油や香料などから人が快感に感じる香りを抽出、悪臭をその香りで緩和させるのが特徴。
爽やかな香りの車内にしたい時に有効です。
2. 消臭剤
臭気を化学的・生物的作用によって除去、緩和するもの、というのが定義。
悪臭の分子を分解、別の成分に付着させるなどして臭いを軽減させるのが特徴。
悪臭は消したいけれど、別の人工的なにおいを漂わせるのはイヤ、という人向きです。
3. 脱臭剤
臭気を物理的作用で除去、緩和するもの、というのが定義。
活性炭などで悪臭を吸収、吸着させるのが特徴。
密閉した空間で効果を発揮するので、消臭剤と併せて使うとさらに消臭作用が高まります。
芳香剤のウィークポイントは、車内に漂ういやなにおいを消せないこと。
別のにおいを混ぜるだけなので、かえって不快感が強まる場合もあります。
芳香剤には消臭効果を併せ持つタイプがあります。
車内のにおいが気になる場合は、芳香・消臭タイプがおすすめです。
形状と置き方に注意する
におい対策の製品、さまざまな形状が販売されています。
厚紙に香料を含ませたの芳香剤から液体が詰まったボトル形状、スプレー式消臭剤など。
デザインで選ぶのも方法のひとつですが、運転の妨げになる形状は避けた方が無難。
たとえばバックミラーに備え付ける吊り下げタイプ。
一般的に、においの分子は空気より重いので、高いところにある方が香りが広がります。
ただ、吊り下げタイプは車の動きに対して不規則に揺れます。
視界の妨げになると安全運転にも関わります。
揺れに気を取られるようであれば、ボトル形状の置き型にしましょう。
置き型であればコンソールなど視界の妨げになることはありません。
ダッシュボードに置く方法もありますが、粘着テープなどで固定する必要があります。
粘着テープの跡が残るのがイヤな人にはオススメできない置き方。
またダッシュボードは直射日光が強く当たる場所。
オイル系の芳香・消臭剤は日差しで変質や液垂れを起こす恐れがあります。
形状でおすすめなのはエアコン吹き出し口に差し込むクリップタイプ。
挟み込むだけなのでカンタンに設置できます。
エアコンが作動していない時は比較的穏やかな香り。
効果を強くしたい時は吹き出しスイッチを正面に切り替えて作動させるだけです。
吹き出し口のフィン(板状の羽根)を上向きにすれば、車内全体に効果が広がります。
車内の不快なにおいの種類や程度に最適なタイプを選びましょう。
におい対策は原因を元から断つ
芳香剤は車内に香りを漂わせるだけ。
消臭・脱臭剤はすでに車内に蔓延しているにおいを分解するだけ。
一時的に発生したにおいであれば、これらも役立ちます。
しかし、においが慢性化している場合は原因を取り除かなくてはなりません。
たとえば、シートの間やフロアマットにこぼれた食べカスや飲みこぼし。
これらは密閉された車内空間でカビが繁殖する原因となります。
洗車時には一緒に車内掃除も行いましょう。
それからエアコンのフィルター。
外部から取り入れた空気をろ過する重要なパーツですね。
耐用年数は約1年。
使っている年数が増えるほどホコリなどで目詰まりし、ろ過機能が働かなくなります。
そうなるとエアコンを作動する度にホコリっぽいにおいが充満。
エアコンフィルターは掃除するより交換した方が効率的です。
耐用年数が過ぎる前に交換しましょう。
徹底的なにおい対策はプロに任せる
食べカスや飲みこぼし、エアコンフィルターの汚れなどはDIYで対処できます。
しかし、車内の不快なにおいの中にはDIYで対処できない場合もあるのです。
その代表例がエアコンのエバポレーター、熱交換器ですね。
このパーツ、ボンネット内部にあり、結露するのでカビの温床になる場合があります。
エアコンが効かない、作動させるとカビくさい、などの症状が出たら洗浄が必要。
とはいえ、DIYで作業するのは専門知識を持っている人でなければ困難です。
エバポレーターの洗浄は民間の整備工場など、プロに任せた方が無難です。
においの原因が分からない、掃除する暇がない、という場合もありますね。
そんな時は車内清掃のプロに任せるという方法があります。
専用の器具や溶剤を使って車内を徹底的にクリーニングし、殺菌も行ってくれます。
とくに革張りシートなど掃除に気を使う車内には最適。
店舗によってメニューや料金が異なるので、予め確認してから依頼しましょう。
車内を爽やかなにおいにして、快適なカーライフを送ってください。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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