車の艶出しはスプレー？コーティング？どちらを選ぶ？
更新日：2019.01.24
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愛車のボディをピカピカに磨いて艶を出すと、見せびらかしたくなりませんか？。
綺麗な車は見るのも乗るのも心地よいものです。
カー用品店には車の艶出しをするための商品がたくさんそろっています。
艶出しをするための方法として、スプレーを使った方がいいのか、コーティング剤を使ったらいいのか迷ってしまいます。
今回、艶出しにはなにが最適かを調べてみました。
車の艶出しにはスプレーとコーティングのどちらがおすすめ？
スプレーとコーティング剤のどちらがいいかというのは、どこまで艶出しの仕上がりを求めるかによって変わってきます。
本格的な艶出しを求めるなら、コーティング施工をおすすめします。
撥水しながら、ついでに艶出しもしてくれたら嬉しいという程度であればスプレーコーティングで十分です。
スプレーは手間が掛からずに、簡単にある程度の撥水効果と艶出しができる方法です。
水洗いをした後に、拭き上げなどをせず、スプレーをするだけで艶出しが出来ます。
最後に仕上げの拭き上げが必要ですが、コーティング剤を塗布するよりははるかに手間はかかりません。
また、スプレータイプには撥水効果を重視している商品が多いため、艶はいまいちのものが多く、仕上がりもうまく施工できなければムラができてしまう場合もあります。
コーティング剤は艶を出すための膜をしっかりとボディ表面に作り出すことが出来ます。
そのため、スプレーと比べると、仕上がりの光沢感は全く違います。
手間と時間は掛かりますが、艶をしっかりと出したい方にはコーティング施工がおすすめです。
シャンプーだけで車の艶出しは可能か
最近は水洗い用のシャンプーでも艶が出せると謳っている商品が増えています。
シャンプーの中にシリコンオイルやシリコン樹脂が入っているので、艶が出せるのです。
しかし、スプレータイプと同じようにコーティングと比べると、艶の出方が物足りなく感じます。
シャンプーはあくまでもシャンプーで、汚れ落としに重点が置かれています。
プラスアルファで艶が出るようにもなっていると考えて下さい。
実際に、艶が出るシャンプーを使ってみるとムラが気になることがあります。
シャンプーを使った後の拭き上げの仕方によって、実際にはムラができるのかもしれません。
また溶剤がきちんと溶けていないためムラになるのかもしれないですが、どうしてもコーティングと同じような仕上がりにはなりません。
・白系と黒系の車の艶出しの仕方に違いはある？
白系や黒系の車の艶出しをするには、コーティング施工がおすすめです。
特に下記のようなコーティング剤がおすすめです。
●ワックスタイプ
ワックスタイプは鏡面仕上げになるものや、傷も同時に消すことができる製品があります。超微粒子のセラミックパウダーが配合されているワックスは、ボディの表面を非常に滑らかに仕上げてくれます。
拭き取りをしなくても良い製品もあるので便利ですね。
水垢がひどいときには汚れを取りつつも、艶出しをしてくれるワックスもあります。
ケミカル技術を採用している商品は、ボディに付着したシミなどを除去してくれます。
耐久性も高くなっていますから、一度施工すれば数ヶ月間艶が持ちます。
●コンパウンドタイプ
コンパウンドタイプは、ボディの擦り傷を修復しながら艶を出してくれる商品が多くあります。
艶出しの後に鏡面加工をしてくれるコンパウンドがセットになっている製品がオススメです。
ボディの塗装を出来るだけ痛めない成分を使った製品もありますので、年数が経った車にはこれを使うと良いでしょう。
白用のワックスタイプや黒用のコンパウンドタイプがありますから、ボディカラーに合った製品を選んで下さい。
車の樹脂パーツの艶出しには何がおすすめ？
車の樹脂パーツの艶出しをするには、白化を遅らせるような施工を行うことが大事です。
例えば、メラミンスポンジで磨くだけでも艶出しをすることが可能です。
どうしても樹脂パーツの表面は劣化してしまうので、劣化した部分をメラミンスポンジで剥離していくのです。
樹脂パーツが白茶けてしまわないようにコーティング剤を塗るのも効果的です。
元の黒く艶のある状態へ復活させてくれるコーティング剤を使って下さい。
この方法は白化しやすい樹脂パーツの上に、硬質性のガラス皮膜を作ってくれるので艶が長持ちします。
車の艶出しはプロがおすすめの理由
新車の時のような艶を出したいなら、プロに依頼するのがベストです。
プロに依頼すると徹底的にボディの傷や汚れを落としたあとに、コーティングをしてくれます。
素人がやるとどうしても、ボディに付着したほこりや鉄粉をとり切れず、仕上がりが新車時のようにはいきません。
また傷の補修も素人ではなかなか難しい作業です。
プロは特殊な洗剤や粘土を使って、ボディ表面をきれいにしてくれます。
その後、コンパウンドで磨いて小さな傷を消します。
さらに脱脂剤処理を施して、コーティングの下準備をするのです。
コーティングの前にこれだけの工程を経ているので、新車のような輝きが生まれます。
しかもプロのコーティングは持続力もあるので、実はコスパが良いのです。
まとめ
車の艶出しをしっかりとしたいなら、コーティングがおすすめです。
手間と時間を掛けずに、艶を少しだけ出したい場合にはスプレーで十分でしょう。
新車の時のような艶出しをしたいときには、プロのコーティングを依頼するのがベストです。
愛車の状態を見て、自分のニーズに合った艶出しの方法を選んで下さいね。
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中山裕貴（PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー）
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。
