タイヤチェーンの選び方のポイント!車に合ったチェーンを付けよう
更新日:2019.12.05
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雪道や凍結路で安心して走行するためには、タイヤチェーンが欠かせません。とはいえ、チェーンにもいろいろな種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまいますね。選び方としては機能性だけでなく、使用頻度や収納性も大切な要素。タイヤチェーンの性能を比較しながら、最適な選び方を紹介します。
タイヤチェーンは3種類
スタッドレスタイヤの性能は、年々向上しています。しかし万能の域まで達しているわけではありません。4WDとスタッドレスタイヤの組み合わせでも、滑る時は滑ってしまうものです。
やはり、あらゆる雪道の状況で強いグリップ力を発揮するのはチェーン。
2018年12月の道交法改正ではチェーン規制区間において、チェーン装着が義務化されました。雪道を走る機会が多いドライバーにとって、チェーンは必携品ですね。
チェーンにもいろいろなタイプがあります。逆に言えばオールラウンドなチェーンはなく、どのタイプにも一長一短があるということ。その性能を比べ、自分のカーライフに最適なチェーンを選びましょう。
現在、販売されている主なチェーンは以下の3種類。
・金属製
・非金属製
・布製
それぞれの特徴や効果、メリットとデメリットを紹介します。
金属製のチェーンはグリップ力が効果抜群
チェーンの中のスタンダードといえば金属製。以前は重い普通鋼しかありませんでしたが、現在はさまざまな軽量合金製が販売されています。また装着しにくい難点も改良され、ジャッキアップせず装着できるタイプもあります。
メリットはなんといってもグリップ力。とくに亀甲型は従来のはしご型よりも優れており、縦滑りだけでなく横滑りにも効果を発揮します。タイヤサイズに合わせた豊富な品揃えと、耐久性があることもメリットですね。
デメリットで最初に挙げたいのが乗り心地。頑丈な金属製になるほど振動が激しく、騒音も室内に響きます。また装着方法を間違えるとボディに損傷を与えたり、故障の原因になったりする場合があります。とくに緩んだ状態は、タイヤハウスやサスペンションを傷つける大きな原因に。遊びの部分が多いと走り出した途端、ガンガンと大きな音が発生します。
もっと大きなトラブルは、ブレーキホースを痛めてしまうこと。ブレーキの故障を抱えると、雪道で立ち往生するハメになります。その他「雪道と舗装路の境目でこまめに取り外ししなければならない」「錆びないように保管する必要がある」といったデメリットもあります。
金属製が向いているのは冬場、雪の多い地域の人やスキー場へ頻繁に行く人。雪の日でも商用車に乗らなければならない人も、備えておいた方が無難です。
グリップ力と簡単装着を備えた非金属製のチェーン
装着が簡単なことで人気を集めているのが、ゴムや樹脂を素材にしている非金属製。軽いので、コツさえつかめば女性でも無理なく装着できます。装着する際、金属のように冷たくないのも嬉しいポイント。
メリットは金属に比べ、乗り心地が格段に良いことです。騒音も比較的静かなので、車内の音楽や会話を遮ることがありません。タイプにもよりますが、一般的にグリップ力は金属製より劣ります。それでもスタッドレスと同等、またはそれ以上の性能を持つタイプが増えてきました。とくにスパイクが表面に打ち込まれているタイプはアイスバーンにも高い効果を発揮します。雪道以外の場所では外すことになるので、スパイクによる環境被害も心配いりません。
デメリットは金属製よりも若干、価格が高いこと。折りたためないので、収納場所を確保する必要があること。
非金属製のチェーンは、降雪量が少ない都市部の走行が多い人に最適です。
コンパクトに収納できる布製のチェーン
布製は比較的新しいタイプで、布製カバーとも呼ばれています。「布」といっても特殊合成繊維製なので、確かなグリップ力を持っています。雪道やアイスバーンの多いノルウェーで開発されました。当初は緊急用として販売されていましたが、現在は耐久性も上がり、繰り返しの使用が可能です。とはいえ、耐久性は金属製、非金属製より下のレベル。
装着が非金属製より簡単であるメリットを優先したい人向きです。コンパクトにたためるので収納場所にも困りません。チェーン規制の場所でも使用できます。
タイヤチェーン購入時のサイズやその他の注意点
タイヤチェーンは必ずタイヤサイズに合わせて購入しましょう。小さいと装着できませんし、大きいと走行が安定しないばかりか車を傷めてしまいます。タイヤサイズが分からない人は、車を直接カーショップに持ち込んでください。スタッフが適合サイズを選んでくれます。
購入対象のタイヤチェーンに「JASAA認定マーク」がついていることも確認してください。JASAAとは一般財団法人日本自動車交通安全用品協会のこと。認定マークがついているタイヤチェーンは、以下の条件をクリアしています。
・600km走行可能な耐久性がある
・着脱が簡単である
・舗装面の損傷が少ない
・走行が比較的なめらか
タイヤチェーンは安全な走行に関わるパーツです。信頼できるものを選びたいですね。
なお、タイヤチェーンは駆動輪に装着するのが鉄則。FFであれば前輪、FRであれば後輪です。4WDは駆動方式によって異なります。パートタイム4WDであれば後輪、スタンバイ4WDであれば前輪となります。
快適な雪道走行のために、安心できるタイヤチェーンを選びましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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