ヘッドライトが暗い原因は何?どんな対策が効果的?
更新日:2019.12.23
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ヘッドライトが暗いと、夜道で車の運転がしにくくなるばかりか、規定の光量に達していないと車検に通りません。また、対向車が見えにくくなり、車道を渡る人も見えにくくなるために、事故の危険が増します。
ヘッドライトが暗くなる原因、そして明るくするための対策を紹介します。
ヘッドライトが暗い原因は?
ヘッドライトが暗い原因は、いくつか考えられます。ライトやバッテリーの劣化、ライトの光軸の狂い、そして反射板やレンズの汚れです。ヘッドライトのバルブには寿命があり、どうしても時間と共に暗くなります。
バルブに問題がなくとも、紫外線や泥によって、レンズが汚れて暗いと感じることもあります。
・レンズの汚れ
最初に考えられる原因が、レンズの汚れです。汚れが付くと、光が十分に前方に届かなくなるので、ヘッドライトが暗くなります。汚れが原因であれば、レンズを洗剤で磨いて掃除すると、汚れがなくなりヘッドライトの明るさが戻ります。
反射板が汚れて光が弱くなることもあるので、レンズと一緒に反射板も磨くと良いかもしれません。
・ヘッドライトをつなぐ配線の劣化
配線が劣化しても、ヘッドライトは暗くなります。配線の抵抗が増加するので、配線での電力消費を多くして、ヘッドライトの光量が少なくなるのです。
特に中古車は、配線が経年劣化しているおそれがあります。劣化している配線を全部取り替えるよりも、リレーを取り付けた方が、簡単にヘッドライトの明るさを取り戻せます。
・ヘッドライトの光軸が狂っている
ヘッドライトの向きは光軸といいます。光軸がまっすぐではなく、ずれて狂っていると、ヘッドライトが暗いと感じる人もいます。タイヤを交換して車高が変化すると、光軸が狂うことがあります。ヘッドライトを社外品に交換することも、光軸が狂う原因です。
光軸が狂っているかどうか確認するには、駐車場の壁や家の壁に向かって、ヘッドライトの光を当ててください。あなたが光の中に立ったときに、足の下、または足の上に光が当たるときは、光軸が狂っています。
光軸は自分でも調節できますが、整備工場で調節してもらう方が、確実に光軸を正しい位置に直せるでしょう。
・バッテリーの劣化
レンズが汚れておらず、光軸も狂っていないならば、バッテリーの劣化が原因かもしれません。
電装品を大量に装備すると、バッテリーの発電量を電装品の消費電力が上回り、バッテリーを劣化させます。一度バッテリーを電圧計やテスターでチェックし、12Vより電圧が低ければ、バッテリーの劣化です。この場合は、バッテリーを新品に交換してください。
自分でバッテリーのチェックが難しいと感じたなら、ガソリンスタンドでチェックをしてくれます。
ヘッドライトバルブの劣化
ヘッドライトバルブは、内部の部品やフィラメントの劣化により、経年劣化していき、明るさが落ちていきます。
少しずつ経年劣化して光量が落ちていくので、気がついたらヘッドライトが暗いと感じることもあります。ヘッドライトバルブの劣化は、ガラス部分の曇り、フィラメントの黄ばみなどにより分かります。劣化しているときは、新しいヘッドライトバルブに交換すると、ヘッドライトが明るくなります。
ちなみに、ハロゲンバルブの寿命は約700時間、HIDバルブの寿命は約2000時間、LEDバルブの寿命は約10000時間です。
ヘッドライトが暗いと感じたときの対処方法
ヘッドライトを明るくするには、レンズや反射板を磨くか、ヘッドライトバルブを変えるかのどちらかです。
・レンズ、反射板を磨く
レンズや反射板の汚れがあるなら、市販の洗剤で磨いてください。汚れが取れないときは、洗浄力の強い洗剤を使います。
ガラス製のヘッドライトは分解して洗浄できるタイプもありますが、現在主流の樹脂製ヘッドライトは、一体型のために分解して内部を洗うことはできません。樹脂製ヘッドライトは、レンズのみを磨きます。
レンズは、紫外線によって黄ばんでいきます。そのために、汚れを取り除いても、黄ばみが残っているかもしれません。黄ばみは、研磨剤入りの洗剤を使いレンズを磨き、その後にコーティング剤を使ってコートします。
最後にから拭きして、レンズをよく乾かしてください。
ただし、ヘッドライトは自己流で磨き研磨すると、汚れや研磨した跡が残ってしまい、余計にヘッドライトが暗くなります。特に汚れや黄ばみが酷いときは、自分で磨いてもなかなか綺麗にはなりません。
頑固な汚れや黄ばみであれば、カーコーティングの専門店で磨いたり、コーティングをしてもらったりしてください。
専門のノウハウと技術によって、ヘッドライトをピカピカに綺麗にしてくれます。
HIDやLEDのバルブに変える
ハロゲンバルブを使っているならば、HIDやLEDのヘッドライトバルブに変えると、明るくなります。
HIDのバルブに交換すれば、ライトが明るくなったと感じるでしょう。
LEDのバルブに関しては、クリアな光ではあるけど、思ったよりも明るくないと感じることがあるので注意です。
・高性能バルブに変える
純正HIDバルブを使っている人は、高性能バルブに交換すると、ヘッドライトが明るくなります。可能ならば、バッテリーから直に電気を取るリレーキットを使うと、より明るいです。
また、電圧を一定に保つ装置であるバラストを交換すると、明るさを高められます。純正のバラストは35Wですが、ハイワッテージの55Wのバラストがあるので、これに交換します。
バラストの交換は、ライトユニットを着脱し、光軸の調節も必要なので、交換したことがない人には難しいかもしれません。交換が自分では難しいと感じる人は、整備工場で取り替えてもらってください。
まとめ
ヘッドライトが暗いと、車の前方の視界が悪くなり、運転がしにくくなります。HIDやLEDのバルブに交換するとヘッドライトが明るくなりますが、レンズの汚れや黄ばみで光量が落ちているかもしれないので、レンズを磨いてみましょう。
汚れや黄ばみが酷いならば、カーコーティングの専門店で磨いてもらいましょう。また、ヘッドライトに汚れが付かないように、コーティングをしてもらうのも効果的です。
コーティングをしておくことで、車のお手入れもぐっと楽になりますよ。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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