車のシートのシミの落とし方は?きれいな状態をキープする方法もチェック!
更新日:2020.01.10
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車のシートに汚れやシミがつくと、気分が盛り下がるだけでなく衛生面も悪くなります。
とくに小さな子供がいる家庭では、車内を清潔に保ちたいですね。
シミの落とし方はシートの素材やシミの種類によって変わってきます。
簡単なシミは自分でも落とせますが、汚れがひどい場合は専門業者に依頼した方が無難です。
シミの取り方は車のシートの素材に合わせる
車のシートは主にファブリック地、合成皮革、本皮革の3種類があります。このうち、もっともシミになりやすいのがファブリック地。材質に多少の違いはあっても基本的に布なので、シミがつきやすいのも当然ですね。コーヒーやジュースといった水分であれば、すぐに拭き取ればシミになることはありません。
でも、シミがつく時は走行中ということが多いでしょう。ブレーキングや段差などの揺れが、コーヒーやジュースをこぼす原因となります。
安全運転のためにも、シミがついたとしてもドライバーは停止するまで清掃はしないでください。多少の時間経過であれば、ファブリック地でもシミを落とすことができます。
用意するのは洗面器と台所用中性洗剤に水、それからタオルと要らなくなった歯ブラシ。
では、以下にシミの取り方の順序を説明します。
・ファブリック地のシミの取り方
1. タオルに水を含ませて軽く絞り、シミの上に乗せます。
2. 4〜5分置いたら水1Lの対して中性洗剤30〜50ccの洗浄液を作ります。
3. 歯ブラシを洗浄液に浸け、シミの部分を軽くこすります。
4. シミが落ちたらもう一度水を含んだタオルで洗浄液をしっかり拭き取ります。
5. 乾いたタオルで水分を取ったあと、ドアを開けて自然乾燥させます。
水分を拭き取る際、マイクロファイバーを使うと効果的です。またスチームジェットクリーナーなどもシミを浮き上がらせるのに便利ですね。
家庭用洗浄用具の中にはシミの取り方に役立つものがいろいろあるので、工夫して使いましょう。
シートに臭いがついた時は重曹が便利!
ジュースやコーヒーのシミであれば、早めの洗浄で臭いも消すことができます。しかし、困ってしまうのが子供の嘔吐やお漏らし。叱ると子供が車に乗りたがらなくなるので、大目に見て許してくださいね。
嘔吐やお漏らしは汚物をウェットティッシュや濡れタオルで取り除くことが第一。シミの取り方に関しては上記と同じです。臭いが残った時は重曹を使いましょう。
・ファブリック地についた臭いの取り方
1. 最初にシミ取りをしてシートを乾かしておきます。
2. シートの臭いのついた部分に重曹をたっぷりふりかけます。
3. 一晩、そのままの状態で放置しておきます。
4. 翌日、掃除機で重曹をしっかり吸い込みます。
重曹は家庭排水管のヌメリや臭いを取るスグレモノ。シートの臭いもきちんと取り除いてくれます。またペットがつけた臭いは、飼い主は意外と気がつかないものです。ペットを乗せる人は定期的に重曹で臭いを取っておけば、同乗者がいても安心ですね。
座面と背もたれの隙間にも注意!
合成皮革や本革のシートはすぐに水分を吸い取ることはありません。ファブリック地よりもシミになりにくい素材ですね。だからといって安心は禁物。ステッチ部分やシボ(シート表面の凸凹加工)には汚れが入り込みます。これを放置しておくと、部分的な変色の原因となる恐れがあります。
合成皮革や本革のシートはそれぞれに適合した洗剤しか使えません。異なった洗剤を使うと、シミがさらに広がる残念な結果になるので注意してください。
・合成皮革や本革のシミの取り方
1. ジュースやコーヒーなどのシミは乾くまで待ちます。
2. 毛先の柔らかい歯ブラシを使って汚れをかき出します。
3. 水を含ませてから固く絞ったタオルまたは乾いたタオルで表面を拭きます。
中性洗剤やシンナー等の有機溶液は、変色の原因となる場合があります。またスエード調の本革には歯ブラシを使わない方が無難。毛羽立ってしまい、見た目悪くなることもあります。合成皮革や本革は表面こそ水分が染み込みませんが、座面と背もたれの間に入り込むと厄介。
ここは、食べかすも溜まりやすいところですね。放置しておくとカビやダニの温床になります。シート掃除の際は隙間もしっかりチェックしてください。
シミでがっかりしないために予防を心がける
車のシートにシミがつくとがっかりした気分になりますし、掃除も大変です。そうならないためにも予防を心がけましょう。ウェットティッシュを常備しておくだけでも早期対策ができます。運転中は無理でも、安全な場所に止められればシミになる前に拭き取ることができますね。カーケア用品には車内洗浄の商品も多く販売されています。
洗車の際、車内クリーナーや布シートなどで清潔に保てばシミ予防につながります。万全の備えをするなら、プロのシートコーティングを業者に依頼するのがベスト。合成皮革や本革のシートだけでなく、ファブリック地も施工してくれます。プロが施工するシートコーティングはシミを防ぐだけではありません。シワやひび割れといった劣化も防止します。シートの美しさを長持ちさせたい人にはプロによるシートコーティングがおすすめです。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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