ヘッドライトをコーティングすべき理由と施工時に注意したい点
更新日:2020.03.09
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車のコーティングと言うとボディやガラスをイメージしますが、ヘッドライトをコーティングすることも可能です。
車が大好きで愛車を大切に扱っている方など、ヘッドライトまでしっかりコーティングしている方は少なくありません。
ではヘッドライトをコーティングする理由はなんなのでしょうか?
理由に加え、ヘッドライトをコーティングする際に注意したい点も紹介していきます。
なぜヘッドライトをコーティングする必要がある?
長期間乗っている車は、ヘッドライトが黄ばんだり、白く濁った状態になってしまうことがあると思います。
これはヘッドライトの表面部分にある「ポリカーボネイト」と呼ばれるプラスチックの素材が劣化することで見られる症状です。
要はヘッドライトが経年劣化して、黄ばんだり白くなってしまう状態です。
ポリカーボネイトは紫外線や熱に弱く、どうしても劣化してしまうため、コーティングすることで劣化するのを防ぐことができます。
ですがコーティングそのものも時間の経過ではがれていき、ヘッドライトがむき出しになってしまいます。
だからこそヘッドライトをコーティングして、常に保護されている状態にしないといけないのです。
コーティングが劣化するまでの期間は、使われているコーティング剤によっても変わりますが、一般的には3年ほど経つと徐々に劣化すると言われています。
新車を購入して3年ほどすれば、自分でもコーティングすることを考えないといけません。
もちろん業者に依頼してコーティングしてもらってもいいのですが、いずれにしても黄ばみや白く濁ることを防ぐには、ヘッドライトにもコーティングが欠かせません。
ヘッドライトは夜間走行時の視界を確保してくれる重要な部分です。
視界が狭くなれば事故の原因にもなりますので、見た目の問題だけでなく、安全な走行をするためにも、常にヘッドライトは綺麗な状態を保つようにしましょう。
ヘッドライトをコーティングする方法
ヘッドライトのコーティングは自分で行うことも可能です。
まずはヘッドライト以外の部分にコーティング剤が付着しないよう、マスキングテープを使って養生しておきます。
その状態で、耐水ペーパーという紙やすりを使ってヘッドライトの表面部分を削り、元々付いているコーティングをはがします。
次にコンパウンドを使ってヘッドライトを研磨し、小さな傷などを除去してなめらかな状態にしましょう。
ここまで終わったら、いよいよコーティング剤を塗布します。
ヘッドライトをコーティングする手順としては、以上のような流れになるので覚えておきましょう。
不安がある時はプロに任せる
ヘッドライトのコーティングをしたことがない場合など、自分で作業するのが不安という方も多いと思います。
その場合は自分で作業するのではなく、プロの業者に任せてしまうのもおすすめです。
費用はかかりますが、確実にコーティングしてくれ、失敗してしまうこともないですから確実な方法です。
大切な愛車を守るために、プロに依頼することも検討すべきでしょう。
整備工場などに持っていき、ヘッドライトのコーティングをして欲しいと言えば施工してもらえます。
コーティングの施工で注意したいポイント
コーティングの施工を自分でする場合は、まずコーティング剤選びに注意しましょう。
ガラスコーティングができるコーティング剤はたくさん売られていますが、ガラスコーティングとガラス系コーティングの2種類に分けられます。
このうちガラス系コーティングというのは、商品の数も多くよく目にしますが、こうしたコーティング剤は水で落ちてしまい、耐久性が低いという特徴を持っています。
ヘッドライトのコーティングには向いていないので、ガラス系ではなく、ガラスコーティングを選ぶようにしましょう。
また、実際にコーティングする際の下準備も非常に重要です。
ただコーティング剤を塗布すればいいのではなく、耐水ペーパーで塗装をはがし、コンパウンドで研磨する作業がなによりも大切な工程です。
下地処理と呼ばれるこれらの作業をしっかりしないと、コーティングの効果も薄れてしまい、仕上がりに影響します。
慣れない作業で完璧に行うのも大変ですが、自分で施工するならとにかく下地処理を丁寧に行いましょう。
下地処理の精度によって、コーティングの結果が大きく変わります。
上手くできる自信がない場合は、やはりプロに依頼して自分の代わりに施工してもらうのがいいでしょう。
プロならスキルも確かですし、使う道具も専用のものなので完璧な仕上がりが期待できます。
ヘッドライトのコーティングをし直すタイミングは?
先程も少し触れましたが、ヘッドライトのコーティングはおよそ3年ほど経つと劣化し始め、コーティングが劣化することで黄ばみや白く濁る原因になります。
そのためコーティングをし直すタイミングとしては、3年が1つの目安になるでしょう。
ただし、これはあくまでも目安なので、定期的に愛車のヘッドライトの状態を確認することも大切です。
使われているコーティング剤によってはもっと早く劣化することもありますし、逆に4年、5年と長持ちすることもあります。
大切なことは黄ばみなどが確認された時に、なるべく早く対処すること。
そのままにしていると視界不良の状態で走ることになってしまうため、危険も増えます。
症状が出たらコーティングし直すというスタンスでも良いでしょう。
ヘッドライトが綺麗な状態のうちは、無理にコーティングし直す必要もありません。
しっかりコーティングされていれば3年程度は綺麗な状態をキープできますから、たまにヘッドライトをよく見て状態をチェックし、問題あるようならコーティングを検討しましょう。
まとめ
ヘッドライトをしっかりコーティングして綺麗な状態に保つことは、安全のためにも大切です。
自分でコーティングすることも可能ですが、難しい作業なのでプロに依頼する方が安心ですし、手間もかかりません。
プロに依頼すると費用はかかりますが、安全のためにもお金は惜しまず、正常な状態をキープするようにしたいですね。
中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。