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車のガラスをスモークガラスにする方法と注意点

更新日:2020.03.03

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スモークガラスには、いろいろメリットがあります。プライバシーを守れたり、車内温度を快適に保てたり。
ただし、ガラスをスモーク仕様に替える際は正しい方法を選んでください。
せっかく取り付けたドライブレコーダーが役に立たなくなることもあります。

高級感を出すならスモークガラス

車のガラスをスモーク仕様にする方法は2つあります。
ひとつは既存のガラスをスモークガラスに交換。
もうひとつはスモークタイプのカーフィルム貼り付けです。

まずはスモークガラスへ交換する方法から説明しましょう。最近のニューモデルの車は、スモークガラス装着車が増えてきました。標準装備されていなくても、オプションで用意している車種もありますね。

スモークガラスは、ガラス素材に金属素材を混ぜて着色しています。そのため、ガラス本来の透明感を維持していることがひとつの特徴。高級感があることから、ハイグレード車種にはほとんど装着されています。
もちろん紫外線や赤外線のカット機能付き。

ただし、新車の場合はスモークの濃淡や色を選ぶことができません。既存のガラスを交換する方法であれば、自分の好みのタイプを選ぶことができますね。

とはいえ、自分で交換するのはかなり困難。
スモークガラスにするなら、自動車ガラス交換専門の業者に依頼した方が無難です。

カーフィルムでスモーク仕様にする時の注意点

カーフィルムは、ガラス交換よりも低価格でスモーク仕様にできる方法。豊富な種類がカーショップなどで販売されています。D.I.Y.で貼れることもメリットのひとつ。

難点はガラス交換と同じく、初心者には施工が大変なこと。
裏紙を剥がしてシールのようにペタッ、というわけにはいきません。ガラス面に合わせてサイズをカットしたり、徹底洗浄や気泡抜きをしたりと、やることは山積み。しかも丁寧に作業しないと、仕上がりが汚くなります。

とくに面倒なのがリアガラス。熱線部分に気泡が入りやすいため、シワになるケースが多く見られます。
カーフィルム選びにも注意が必要です。

リアガラスや後部席両側ガラスに関しては、スモークの濃さに規制はありません。
しかしフロントガラスと運転席、助手席側ガラスは規制があります。
スモークが濃すぎると安全運転に支障が出るからですね。道交法で定められているカーフィルムの透過率は70%以上。スモークの度合いとしては、かなり薄めです。

もし、後部席やリアのガラスを濃くしたいなら、2種類のカーフィルムを購入する必要があります。カーフィルムに無駄が出ることを考えると、経済的ではありません。

効率よく、しかもきれいな仕上がりを期待するなら、専門業者に任せましょう。

カーフィルムのプロなら安心の仕上がり

専門業者に任せるメリットは、以下のようにいろいろあります。

・プロなので施工が早く確実
・仕上がりがきれい
・ガラスの場所ごとにスモークの濃さを変えられる
・道交法違反にならず車検も通る

スモークのカーフィルムは濃淡だけでなく色の違いもあります。自分で施工する場合、好みのカーフィルムを購入することでしょう。
でも、貼ってみたらイメージと違った!なんてことになっても後の祭り。
我慢して乗り続けるか、無駄を承知の上で剥がすしかありません。

その点、カーフィルムの専門業者は豊富な種類を用意しています。
透過率70%以上の規制があるフロントガラスでも、好みのタイプが見つかるはず。
たとえばガラス上部だけブルー系のスモークになっているタイプ。これなら安全な視界を確保できると同時にスタイリッシュさも保てます。

もちろんプロの施工なので、仕上がりもスモークガラスに引けを取りません。
引っかき傷が付いたとしても、その部分だけカーフィルムを交換すれば済みます。
スモークガラス交換より、ずっと安上がりですね。

ドライブレコーダーの機能も考えてスモークの濃さを決める

スモークガラスやカーフィルムを貼ることで考えなければならないのがドライブレコーダー。以前は事故を想定して前方だけに取り付ける例がほとんどでした。しかし今はあおり運転の影響で、後方にも取り付ける人が増えています。

リアガラスは透過率の規制対象外なので、透過率が低くても違反にならず、車検も通ります。しかし、あまりにスモークの度合いが濃いとドライブレコーダーが録画できなくなります。とくに夜間は録画が困難になってしまう可能性も。あおり運転を録画できても、ナンバーを読み取れなければ役に立ちません。

ドライブレコーダーには、リア外部に取り付けるタイプもあります。
しかし種類が少なく、雨や風などによる故障も心配。やはり内部の方が安心ですね。
したがってスモークにする際は、夜間でも見える濃度にしましょう。

カーフィルムであれば、ドライブレコーダーのレンズ部分だけをカットする方法があります。レンズがはっきり見えれば、あおり運転の抑止力にも効果的。

ドライブレコーダーは種類によって撮影能力が変わってきます。
自分でカーフィルムを貼る場合、夜間にどの程度撮影できるか、確かめることも大切。貼った後でドライブレコーダーが映らない!なんて事態は避けたいものです。

その点でも、専門業者であれば事前に確認できるので安心ですね。
すでに設置してあるドライブレコーダーが無駄にならないスモーク仕様にしましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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