ツートンカラー車って何?デメリットはある?
更新日:2020.03.24
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ボディカラーは車の個性を際立たせる大切な要素。最近、軽自動車を中心に派手なツートンカラーが増えてきました。遊び心いっぱいのツートンカラーは楽しい半面、デメリットもあります。その特徴や選び方を説明しましょう。
軽自動車はツートンカラーがブーム
ツートンとは2トーン、つまりボディカラーに2色調を使っている車のことです。最近の軽自動車はツートンカラーがブーム。パステルやビビッドに加え、高級感を出す色調もあります。
軽自動車がツートンカラーを多用するのはワケがあります。ひとつは車種の個性を明確に表現すること。たとえばスズキのハスラー。レジャーに特化したイメージのSUVで人気を集めている車種ですね。そのイメージに合わせて色もかなりポップ。若年層男性がレジャーで使うのにぴったりの雰囲気を出しています。
若年層女性をターゲットにしているのがダイハツのムーヴキャンパス。7パターンのツートンカラーを設定しています。ビビッドな色調ではなく、パステルカラーを多用しているのが特徴。キュートな外観に似合っています。
軽自動車は排気量とボディサイズが規格化されています。どの車種もすでに規格いっぱいまで使っているので、どうしても外観が似てしまいます。
機能や内装では差異化が図られています。加えて、外観でも色で違いを出すことがツートンカラーが増えているもうひとつの理由です。
スポーツカーは目立つツートンカラーの源流
その昔、ツートンカラーといえばスポーツカーが定番でした。たとえば初代フェアレディZ。定番といえば、ツヤ消し黒のボンネットですね。これは、ラリーやレースで使われたことがきっかけ。ボンネットからの光の反射を防ぐための仕様だったのです。
恰好だけでも真似たくなるのが、スポーツカーに乗るドライバーの心理。かくして、ツヤ消し黒のボンネットが一時、大流行しました。
同じような心理で流行ったツートンカラーが、トヨタのAE86、トレノとレビン。黒白のツートン、当初はパトカーのようで「カッコ悪い」と悪評でした。しかし、販売終了から9年後の1995年、黒白の86が登場するコミックで人気沸騰。現在でも中古車市場でプレミア価格がついています。
レースカーは目立ってこそ、その存在意義があります。その系統を引き継ぐスポーツカーが、ツートンカラーを採用するのは自然の流れでしょう。
ブガッティのヴェイロン。ルノーのメガーヌR.S.トロフィー。あるいはホンダのS660など。
現在でもツートンカラーを採用しているスポーツカーは数多くあります。
ツートンカラーのデメリット
車の個性を際立たせるツートンカラーですが、デメリットもあります。それは、長く乗っていると飽きること。とくにビビッドで派手なツートンカラーはこの傾向が顕著です。洋服や靴に例えると分かりやすいでしょう。見た目に派手な色調は映えるけれど、毎日着るのは抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。
車も同じですね。
「休日しか乗らない」「遊びにしか使わない」という人であればツートンカラーはおすすめ。しかし毎日のように乗る人は、スタンダードなカラーを選んだ方が無難です。
派手なツートンカラーは下取りや買取りでもデメリットとなります。中古車市場で人気があるのはスタンダードな単色。個性的な色は買う人が限られているため、売れにくく在庫となりがちです。
同じ車種でも派手な色ほど値落ち感が強くなります。それでも軽自動車がツートンカラーを販売するのは、イメージを強めたいからですね。
新車でも中古車でも、実は単色系の方が売れているのです。
車を修理する時のリスクも考えておいた方がいいでしょう。たとえば傷がツートンカラーの両方に達していた時。単色の車の塗装より手間がかかるので、当然、修理費は高くなります。
ツートンカラーは見た目のインパクトがあります。
でも購入する際は、上記のようなデメリットやリスクも考慮してくださいね。
目立つツートンカラーだからこそいつもキレイに!
国産車で人気の色はホワイト、ブラック、それからシルバー。レッドやブルーなどのビビッドな色は意外に人気ありません。
ツートンカラーはそれよりも下。ボディの形は変わっても、ボディ色の人気は普遍的です。この状況下でツートンカラーの車を持つのは、かなり勇気がいりますね。派手な色調は、都市圏でも自然の中でも注目されること、確実です。その分、いつもピカピカにしていなければなりません。派手な色調が汚れていると、チープな雰囲気になるからです。ツートンカラーで個性を際立たせるなら、常に洗車しましょう。
その手間を少しでも省きたいなら、プロのカーコーティングがおすすめ。新車だけでなく経年車でも効果を発揮します。ツヤのある輝きと同時に、洗車もサッと水洗いだけでピカピカの状態になり、ツートンカラーの鮮やかな色調を取り戻せます。
これは、単色ボディも同じです。ホワイトやブラックが人気なのは高級感があるから。
しかし、これらの色はシルバーやグレーに比べて汚れが目立つのです。せっかくの高級感もホコリまみれになれば台なし。
プロによるカーコーティングで高級感を長く保ってください。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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