車のホコリは静電気が原因?ホコリの取り方は?
更新日:2020.04.24
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車にまとわりつくようなホコリ、気になりますよね。とくにコーティングしたボディや洗車直後。ピカピカにしたはずなのに、すぐにホコリがつくことがあります。きれいなボディほどホコリがつきやすい原因と対策について解説しましょう。
摩擦によって発生する静電気
せっかくきれいにしたのに、わざとそこを狙ってくるかのように集まるホコリ。ツルツルだったボディ表面も、触ればザラザラ感が伝わってきます。とくに濃いメタリック系のボディカラーは、ピカピカにするほど、逆にホコリが目立ちます。
ホコリの正体は空気中の細かな浮遊物。砂塵や花粉、車の排気ガスに含まれるPM2.5もあります。これらが単体またはくっついた複合体で浮遊しているのが埃(ホコリ)です。浮遊しているだけなら車にくっつくことはありませんね。
当然、ピカピカの車に寄ってくるのにはワケがあります。
それは静電気。
車は磨くほど摩擦によってボディ表面にプラス電気が増加します。電気はプラスとマイナスが1個ずつでバランスの取れた状態。
そこでプラス電気はマイナス電気を持つ物質、つまりホコリを引き寄せるのです。これが、ピカピカの車にホコリがつくメカニズムです。
自分自身も静電気の発生源
原因が判明すればホコリ対策もいろいろ考えられます。
静電気を発生させないことが最善策ですが、これはほとんど不可能。まったく摩擦なしで洗車できませんよね。しかも洗車する本人が電気を帯びているので、触っているだけで車側が帯電していきます。真冬、車に触った瞬間にビリッ!とくるのも静電気が原因。したがって静電気の発生を極力、抑えることが最善策です。
まずは自分自身の静電気を軽減することから始めましょう。もっとも簡単な方法は洗車前、車の下や自分の足元に水を撒いておくこと。
これだけで、静電気が靴を通して濡れた地面に伝わるので放電しやすくなります。
「靴がびしょびしょになるのでイヤだ」という人には、静電気除去キーホルダーがおすすめ。
車のキーをつけておけば、洗車の時でも別の場所に置き忘れる心配がありません。
ただし、身につけておかないと効果がないことをお忘れないように。
カーケミカル用品で静電気対策
ホコリを集めないための静電気除去には、カーケミカル用品が役立ちます。
以下に、簡単に使える帯電防止アイテムを紹介します。
・車の静電気対策に役立つ帯電防止アイテム
・帯電防止クロス
本来の用途はワックスがけの後の仕上げ用クロスです。これらの中には帯電防止の機能を備えたタイプがあります。もちろんワックスがけの後だけでなく、カーコーティングしたボディにも効果あり。
水洗いした後、帯電防止クロスで拭き取るだけで静電気を軽減できます。
・帯電防止ワックス
カーコーティングしていない車にとってワックスは必需品。いろいろな種類のワックスが販売されており、帯電防止タイプもあります。
「カーコーティングしてあるので使えない」という人には、帯電防止コーティング剤がおすすめ。
水洗いした後、スプレーして乾拭きするだけで帯電を防いでくれます。
・毛ばたき
帯電防止アイテムは、残念ながらカーコーティングのように長持ちしません。車の乗り降りをするだけでも帯電していきます。当然、ピカピカに磨いてもホコリがいつの間にか集まってくるわけです。そのホコリ取りに役立つのが、羽根のついた毛ばたき。帯電を防止する効果はありませんが、車を傷つけずにホコリを効率よく取ってくれます。最近、自家用車では見かけなくなりました。しかし黒が多いハイヤーや公用車では、今でもドライバーが毛ばたきでホコリを取っています。ホコリを効果的に取ってくれるという証明ですね。
その他にアースベルトといった放電アイテムもあります。大型トラックなどが最後尾に垂らしているゴム状の器具を見たことがあるでしょう。家電用のアースと同じ原理で、地面に放電する役割を持っています。
しかし現在はタイヤがその役目を担っているので、アースベルトはあまり意味がありません。見た目も良くないので、あまりおすすめのアイテムではありませんね。
コロコロで車内のホコリ発生を抑える
ホコリは、車内にも溜まりやすいものです。ドアの開閉で入ってくる外のホコリに加え、衣服やシートについたホコリも原因です。たとえわずかでも、長時間に渡れば車内を汚すには十分な量になります。
とくに目立つのはダッシュボードやメーター回りの樹脂部分。金属ではありませんが、樹脂も摩擦によって帯電しやすい素材です。樹脂部分の静電気除去は基本的にボディと同じです。掃除した後に帯電防止クロスで拭くだけで、ホコリによる汚れを軽減します。
その他のアイテムとして役立つのが静電気除去スプレー。車内はシートと衣服の摩擦でも帯電します。乗車する前に、衣服にスプレーするだけで静電気の発生を抑えることができます。
それから粘着カーペットクリーナー。いわゆる「コロコロ」ですね。静電気の除去には役立ちませんが、ホコリの原因となるシートの糸くずやゴミを取るのに便利。ホコリ発生の予防対策です。
ホコリが少ない車内は衛生面でも安心。
とくに子供のいる家庭では、車内のホコリ取りをしっかり行いましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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