スタッドレスタイヤの交換時期の目安は?寿命や保管方法も確認!
更新日:2021.02.26
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スタッドレスタイヤが活躍するのは冬場。
それ以外の季節はしっかり保存して性能を維持しておくことが大切です。
とはいえ、迷うのがサマータイヤ(夏タイヤ)との交換時期ですね。
スタッドレスタイヤの最適な交換時期や保管の注意点などを解説します。
交換時期は気温だけでなく経験値も参考にする
スタッドレスタイヤ交換時期の目安は外気温が7℃以上と言われていますが、判断に迷うところですね。
たとえば日中の外気温が7〜8℃では夜間早朝は0℃になる場合があります。
それから山間部の多いところでは日陰の雪がアイスバーンになっていることも…。
また2〜3月は、暖かくなってきたと思ったら、突然大雪が降ることもあります。
逆に暖かい地方では11〜12月でも外気温はサマータイヤ向きだったりします。
地域差もあるので、天候の経験値に基づいた交換時期を予め想定しておくことが大切です。
一般的には、雪の多い地方であれば11月〜翌4月。
日本の平均的気候の地域であれば、12月〜翌3月が使用期間の目安と考えればいいでしょう。
スタッドレスタイヤは、外気温が多少高くてもグリップ力はキープできます。
また1ヶ月程度の誤差であれば、大きく摩耗することもありません。
サマータイヤからスタッドレスタイヤの交換は早めに。
スタッドレスタイヤからサマータイヤの交換は遅めに。
これが、両方のタイヤを有効に使うポイントになります。
夏場は弱点になるスタッドレスタイヤの特徴
ワンシーズン通してスタッドレスタイヤを使うのは厳禁です。
それは、スタッドレスタイヤの特徴であるゴム質が柔らかいことが要因です。
だから冬場でも硬質化せず、アイスバーンでも制動力が得られるわけですね。
もうひとつの特徴はトレッドパターンとサイピング。
太い溝のトレッドパターンは、雪やシャーベット状の氷をかき出すため。
細かな溝のサイピングは、トレッドパターンで排除できなかった水を拭って接地面積を増やします。
これらの特徴は、低い気温と雪やアイスバーンの路面のために開発されました。
しかし気温が上がり暑い季節になると、特徴は逆にウィークポイント。
タイヤの摩耗は激しくなり、高速走行では安定性が低下します。
ワンシーズン走り続ければ摩耗は激しくなり、バーストの危険性も高まります。
交換はたしかに手間がかかる作業。
自分で作業するのが面倒、と思ったら交換タイヤを持って車関連の業者に依頼しましょう。
ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなどでも受け付けてくれます。
スタッドレスタイヤの寿命を表すサイン
スタッドレスタイヤの寿命は3〜5年。
サマータイヤとほとんど変わりません。
ただし、これはタイヤの製造年から数えてのこと。
「1年のうちで半年しか使っていないから寿命が過ぎても大丈夫」と、過信するのは禁物。
3年を過ぎたスタッドレスタイヤは寿命の兆候をチェックしてください。
サマータイヤと同じチェック項目は、スリップサインとひび割れ。
スリップサインは残溝が1.6mmになると、トレッドパターンを横切る形で表れます。
接地面が摩耗している証拠で、スリップサインが表れたタイヤは車検も通りません。
ひび割れはタイヤのサイドウォール(側面)に表れます。
細かな、シワのようなひび割れであれば問題ありません。
しかし、ひび割れがサイドウォールに沿って円状になっていたら要注意。
ゴムが硬質化している証拠なので、早めに交換しましょう。
スタッドレスタイヤ特有の兆候もあります。
それがスリップサインと同じくトレッドパターンの間にあるプラットフォーム。
異なる点は表面がギザギザになっていることです。
新品の状態から表面が50%摩耗すると表れます。
これが露出するとグリップ性能が大きく低下するので、シーズン途中でも交換が必要です。
なお、製造年月はサイドウォールに記載されている4ケタの数字です。
最初の2ケタが製造月、次の2ケタが製造年。
『0520』と記載されていたら、2020年5月に製造されたタイヤです。
タイヤはきれいに洗浄してから保管場所へ
スタッドレスタイヤとサマータイヤの両方を使うなら、保管場所を確保しておきましょう。
タイヤにとって直射日光は大敵。
使わないタイヤを野外に置いておけば紫外線の悪影響で、走ってもいないのに劣化します。
物置やガレージなど屋内に収納しておくことが、タイヤを長持ちさせる原則。
その際、タイヤは平積みにした方がより、劣化を防げます。
縦置きにするとタイヤの重量によって接地面に偏った荷重がかかってしまいます。
サイドウォールのゴム質が劣化する場合があるので、縦置きはできるだけ避けてください。
どうしても縦置きにしかできない場合は、定期的に接地面を替えることで劣化を防げます。
なお、収納する前は必ずタイヤをきれいにしておきましょうね。
タイヤについている汚れには油分も含まれています。
長く付着していると化学変化が起きることもあり、タイヤへ悪影響を与えかねません。
それに、保管場所が汚れるのも避けたいですよね。
とはいえ、タイヤの洗浄はけっこう大変な作業。
タイヤ専用の洗剤も必要になります。
その面倒を解決してくれるのが洗車の専門業者。
タイヤだけでなく、ブレーキダストのこびりついたホイールまで洗浄してくれます。
仕上げはタイヤを傷めない水性の専用ワックス。
ツヤツヤのままタイヤを保管できるのは安心と同時に嬉しいポイントでしょう。
タイヤ交換の際は洗車専門のプロに任せることをおすすめします。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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