ホイールスペーサーのメリットとデメリットは?車検には影響する?
更新日:2021.05.04
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ドレスアップの第一歩はお気に入りのアルミホイールとタイヤ。
でも、場合によってはブレーキキャリパーと干渉したり『ツライチ』にならなかったり。そんな時に役立つのがホイールスペーサーです。
ホイールスペーサーのメリットやデメリット、車検時の注意点を紹介しましょう。
足元のドレスアップに役立つホイールスペーサー
面一と書いてツライチと読みます。
元々は建築関係などで使われていた用語で、2つの面がフラットで段差がない状態のこと。
車の場合はホイールとフェンダーの関係ですね。
ノーマルの状態ではタイヤとフェンダーの間にかなり隙間があるもの。
これをツライチにしてフェンダーとの段差をなくせばドレスアップはさらに際立ちます。
ちなみにタイヤの幅よりもリムの方が幅広。
タイヤサイズでツライチを決めるとフェンダーからはみ出るので注意しましょう。
ツライチ、本来の目的は走行性能の向上。
レーシングカーやスーパーカーを思い浮かべると一目瞭然ですね。
フェンダーにギリギリのホイールと扁平率が極端に低いタイヤを装着しています。
この足回りによって接地面積を増やし、ハイパワーを路面に伝えるのです。
しかし一般的な車種では、走行性能のためのツライチは必要としません。
むしろレーシーな見た目のカッコよさ、ドレスアップが最大の目的。
そのために役立つのがホイールスペーサーです。
汎用品のホイールスペーサーは5mmが標準
ホイールスペーサーは足回りのハブに装着する円形状の部品。
ホイールを止めるボルトのある部分がハブです。
装着することでホイールスペーサーの厚みの分だけ、ホイールは外側に広がるわけですね。
ホイールスペーサーは開いている穴にハブボルトを通すだけなので、装着はとてもカンタン。
ピッタリのツライチを望まず、少しタイヤが外側に出るだけで満足する人には最適です。
ただし、フェンダー幅とピッタリのツライチにするのはかなり困難。
一般的なホイールスペーサーの幅は5mm。
8mm幅もありますが、これを装着すれば当然、ハブボルトが短くなります。
その状態でホイールを装着するとボルトの長さが足りず、ナットが締められません。たとえ、先端だけがギリギリ締まったとしても走行中に外れる危険性は大。
どうしても8mm幅を装着したい場合はハブボルトを打ち直すという方法があります。通常のボルトよりも長いボルトに交換することで、8mm幅が使えるようになります。
この作業、DIYではほぼ不可能なので修理工場などのプロスタッフに依頼するのがベスト。
ボルト1本あたりの料金は安いのですが、工賃は1本あたり平均3,000円前後。
ツライチのためだけ、と考えたらあまり経済的とは言えないでしょう。
さらに、ロングボルトのまま下取りや買取りに出すと改造と見なされ、査定は下がります。
でも、実際に長いボルトに変えなくても10mm以上広げている車を見かけますよね。
それ、ワイドトレッドスペーサーを使っているからなのです。
ワイドトレッドスペーサーのメリットとデメリット
ワイドトレッドスペーサーはホイール用のボルトを持ったスペーサーです。
純正のハブボルトでハブに固定し、ワイドトレッドスペーサーのボルトでホイールを固定します。
厚さは10mm以上、中には60mmサイズもあるのでツライチに最適な部品でしょう。ボルト改造する必要もないのでDIYでも取り付け可能です。
ただし、デメリットもあります。
たとえば重さ。
厚くなるほどバネ下加重が増えるので操舵性が悪くなります。
それから負荷。
ハブ位置から遠くなるほどボルトにかかる負荷が大きくなります。
激しい走行を繰り返しているとボルトが曲がったり折れたりすることもあると考えてください。
ファッション性は高くなるものの、走行性能はむしろ低下すると考えた方が賢明です。
また製品の選び方にも注意が必要です。
あまり安価な製品は密度の均一化が図られていない場合があります。
走行中にステアリングのブレが生じたとしたら、それはワイドトレッドスペーサーが原因。
信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
信頼できるメーカーなら車検も安心
ホイールスペーサーで頭を悩ますのが車検。
せっかく取り付けても車検の際に外さなければならないとしたら面倒ですよね。
ご安心ください。
ホイールスペーサーを取り付けたままでも車検は通ります。
ただし、正しく装着されていることが大前提。
ツライチのつもりでもフェンダーからわずかにはみ出ていたら車検は不合格。
それから長いボルトを装着すると通らない場合があります。
確実に車検を通すなら車種別、しかも車検対応の製品を購入するのがベスト。
車種別ならお気に入りのホイールもピッタリと収まるはずです。
ツライチでドレスアップしたら、ホイールはいつもピカピカにしておきたいですね。
でも、頻繁なメンテナンスはどうしても手間がかかります。
そんな手間を省いてコンディションを最高に保つなら、プロのホイールコーティングがおすすめ。
プロ施工の大きな特徴はガラス系の硬い被膜。
ブレーキダストやピッチ・タールなど油性の汚れもカンタンな洗車で落とすことができます。
持続性が長いこともメリットのひとつ。
市販品のコーティング剤はポリマー系のため、柔らかい上に持続性は3〜6ヶ月。
対してプロ施工は約3年が一般的な持続性と言われています。
足元がキリリと引き締まれば、愛車はさらに輝くこと間違いなし、です。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
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