エンジンルーム清掃の方法とポイント
更新日:2021.05.11
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見えないところにも気を使うのが本当のオシャレ。
車ではボンネットの中、つまりエンジンルームですね。
エンジンルームがきれいだとメンテナンスもしやすくなります。
誰でもできるエンジンルームの清掃方法とポイントを紹介しましょう。
エンジンルームが汚れる原因
エンジンルームは車内と違い、完全に密閉されているわけではありません。
フロントグリルからはラジエター冷却用の風を取り入れています。
ボンネットの隙間からは雨が流れ込んできます。
エンジンに空気を取り入れるエアインテークがあるのもエンジンルーム。
当然、風や雨と一緒にホコリやチリなども侵入してきます。
これがエンジンルームに付着して汚れとなるわけですね。
もちろん、エンジンルームは多少の汚れを想定内としているので機能的には問題ありません。
ホコリまみれでも、それぞれの部品が機能すればエンジンはかかります。
とはいえ、ボディをピカピカにするほどエンジンルームの汚れが気になるもの。
ブレーキオイルやウォッシャー液のチェックも汚れていれば確認しにくくなります。
無理せず、できる範囲内でエンジンルームの清掃をしましょう。
エンジンルームの汚れは専用シートで拭き取り
エンジンルームは多少の水がかかってもホコリと同じように問題なく機能します。
だから雨の日も走れるし、洗車も思いっきりできるわけですね。
でも、ほとんどの車種は水没すると車としての機能が失われます。
エンジン本体は密閉されているので水が侵入することはありません。
しかし排気管から水が逆流してエンジン内に入ったらまったく動かなくなります。
ボンネット内ではエアインテークが水の侵入口。
したがってエンジンルームの清掃で水をかけるのは厳禁。
清掃の基本は汚れの拭き取りです。
これなら車に詳しくない人でも無理なくできますね。
カーショップには多種多彩なエンジンルーム専用シートが販売されています。
シートは頑丈で多少の突起を拭いても敗れることはありません。
洗浄液が含まれているので油で汚れているところも手早く落とせます。
専用シートを使えば効率よくエンジンルームの清掃を行えます。
なお、エンジンルームの清掃を行う前はエンジンが冷えていることを確認してください。
走行後、すぐに清掃を始めるとヤケドする場合があります。
ボンネットは開けた状態でしっかり固定してあることも大切。
清掃中、ボディが揺れてボンネットが落ちると大変、危険です。
またワイパーは必ず寝かせておきましょう。
洗車後、立てたままボンネットを開けるとワイパーを破損する恐れがあります。
フルード類のタンクやキャップは重点的に清掃
清掃に手順はありません。
汚れている部分を拭き取るだけです。
最近の車種はボンネットを開けるとぎっしりと部品が詰まっています。
樹脂系のカバーが多く、これらにホコリが溜まっているはず。
専用シートで拭き取るだけで、白っぽかった樹脂類は本来の黒さを取り戻します。
ゴム製のホース類は専用シートで包むように拭けば汚れが落ちます。
拭き取りを重点的に行いたいのはフルード類のタンクとキャップ。
ブレーキオイルやリザーバータンクなどは油分が含まれているので汚れがこびりついています。
汚れが落ちにくいのでしっかりと拭き取ってください。
キャップ類は外す必要ありません。
むしろ外すとフルード類にホコリやゴミが侵入しやすくなります。
これは電装系部品も同じ。
バッテリーキャップやヒューズボックスなどもそのままの状態で清掃しましょう。
とくにバッテリーは注意。
端子をむき出しにして洗浄液のついた専用シートで拭くとショートする場合があります。
なお、エンジンルーム清掃の際は長袖の服がおすすめ。
狭い隙間に手を入れると腕が汚れるだけでなく、機器類の突起でケガをすることもあります。
クリーナーや高圧洗浄機を使う時は電装部品に注意
整備や洗車のプロはエンジンルームを清掃する時に高圧洗浄機を使います。
高い水圧で汚れを落とすと、エンジンルームは新車のような状態になりますね。
でも、これを車に詳しくない人がやるのは無謀です。
確かに高圧洗浄機は少ない水量で隅々まで汚れを落とせることが特徴。
しかし、少ない水量であっても電装関係やエアインテークに水が入るのは故障の原因。
高圧洗浄機を使う前に、エンジンルームクリーナーを使った方が無難です。
油分をすばやく落とす分、専用シートよりもしっかりと清掃できます。
エンジンルームクリーナーは液状とムース状の2種類。
使い方はどちらも同じです。
汚れている部分に吹き付け、その後、シートやスポンジで拭き取りを行うだけ。
ただし、電装関係には十分な注意が必要です。
クリーナーがついたままエンジンをかけると、これも故障の原因になる場合があります。
バッテリーやヒューズボックスなど電装部品はラップやビニールで包んでおきましょう。
なお、電装部品が濡れないように予防策を取る方法は高圧洗浄機でも同じ。
もし、濡れた場合はすぐにエンジンをかけず、しっかり乾いたことを確認してください。
徹底的なエンジンルームの清掃を素人が行うのは、かなり難しいこと。
エンジンルームをピカピカにするなら、プロに任せた方が安心ですね。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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