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クーラント(冷却水)とは?交換や補充は必要?

更新日:2021.06.01

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ガソリンを燃焼するエンジンはとても高温になります。
温度を下げるために装備されているのがラジエターなどの冷却システム。
クーラントは冷却システムの中で循環してエンジン熱を奪うための液体です。
クーラントに関するメンテナンスやその注意点について解説しましょう。

オーバーヒートからエンジンを守るクーラント

エンジンがオーバーヒートを起こすと走行不能になります。
さらにエンジンが大きなダメージを受け、エンジン本体の修理が不可能になることもあります。
深刻なトラブルとなるオーバーヒートからエンジンを守っているのが冷却システム。

エンジンのコンディションを最適に保つための冷却システムは、多くの部品から成り立っています。
クーラントを循環させるためのウォーターポンプ。
ラジエターに風を取り込むためのファン。
クーラントを冷やすためのラジエター。
さらにパイプ類やベルトなど。

これらの中でエンジン本体の熱を奪うために使われているのがクーラントです。
冷却水やLLCなどとも呼ばれますが、もちろん同じ液体。
防腐・防錆剤が含まれており、主成分のエチレングリコールは氷点下でも凍ることがありません。

クーラントはエンジンをかけるとウォーターポンプによって循環を始めます。
冷えた状態で、エンジンの特に熱を持つ部分に設けられたウォーターギャラリーを通過。
熱くなったクーラントはラジエターで冷やされ、再びエンジンに戻ります。
エンジンが動いている間、クーラントも常に循環しているのです。

トラブルの予兆を感じたら安全な場所に停車

クーラント不足によるトラブルは対処が遅くなるほど被害が大きくなります。
必ず予兆があるので、それを見過ごさないようにしてください。

もっとも分かりやすいのは水温計の上昇。
走行中、針が中央よりやや下、C(Coolの略)寄りに止まっていれば正常です。

針がぐんぐん上昇してH(Hotの略)に近づいていったらオーバーヒートの証拠。
そのまま走行するとオイルの焼ける臭いがしたりエンジンから異音が聞こえたりします。

最悪の状態はボンネット下から白い水蒸気が吹き出すこと。
こうなると冷却システムの破損状態がかなり進行しているので走行するのは大変危険。
オーバーヒートの予兆が見られた時は安全な場所へ速やかに停めましょう。

そしてエンジンはアイドリング状態を保つこと。
すぐにエンジンを切るとウォーターポンプも止まってしまい、冷却できません。

ただし、水蒸気が吹き出している時はすぐにエンジンを切ってください。
エンジンが高熱になって炎上する場合があります。
激しく漏れている時はJAFや修理業者を呼ぶのが最善策。
レッカー車で移動してくれます。

漏れがわずかの量で、長い時間かけて減った場合は応急処置が行えます。
ペットボトルの水でも構わないので、リザーバータンクにたっぷり入れてください。
その後、低速走行と停車を繰り返せば自走で修理工場までたどり着けます。

誰でもできるクーラント液量の確認方法

クーラントは密閉された冷却システムを循環しているので理論的には減ることがありません。
最高温度は100℃近くになりますが、高温で体積が膨張した分はリザーバータンクに戻されます。
ただし、これはあくまで理論上の話。
実際はわずかずつですが減少します。

クーラント液量の確認方法はリザーバータンクでチェックできます。
リザーバータンクは車種によって位置が異なります。
ラジエターキャップとゴムホースでつながっているのがリザーバータンク。
着色してある水が入っているウォッシャータンクと間違えないようにしましょう。

リザーバータンクにはMIN(またはLOW)、MAX(またはHIGH)と表記されています。
この間に液量が収まっていれば正常。
MIN以下になるとクーラント不足になるので補充してください。

補充だけであればDIYでも可能です。
クーラントは主に2種類。
希釈タイプと原液のまま入れるタイプです。
ベストはメーカー純正タイプ。
とはいえ、どの種類を選んだらいいか不安を覚える人もいるはず。
そんな場合は修理工場などプロに相談し、適切なクーラントを補充してください。

クーラントの交換はプロに任せる

クーラントは冷却システムが故障しない限り、大量に減ることはありません。
しかし経年で含有されている防腐・防錆剤などが劣化します。
また、クーラントの種類によっては耐用期間が2年と短いタイプもあります。
劣化した場合は補充ではなく、交換が必要になります。

しかし、クーラントの交換をDIYで行うのは大変な作業。
手順は以下のようになります。

・クーラントの交換作業手順

1.クーラントを抜く
車をジャッキアップし、ラジエターのドレンコックを外してクーラントを全部抜きます。

2.クーラント経路を洗浄する
ドレンコックを締め、リザーバータンクに水道水を入れてエンジンをかけます。

3.洗浄した水道水を抜く
1.と同じ要領でクーラント経路を洗った水道水を全部抜きます。

4.クーラントを適量入れる
クーラントをリザーバータンクの適切な位置まで入れます。

最後はエンジンをかけ、キャップを外してクーラント内のエア抜きをしてください。
交換はクーラント漏れのため、応急処置で水道水を入れた時にも必要な作業です。

DIYで面倒なのは作業手順だけではありません。
廃液となったクーラントは産業廃棄物となります。
下水に流すのは厳禁、定められた方法で処分しなければなりません。

処理方法は主にふたつ。
ひとつは産廃業者や修理工場などへ廃液を持ち込んで処分を依頼。
もうひとつは凝固させ、燃やせるゴミにすること。

これらの手間を考えると、DIYよりも修理工場などプロに依頼した方が確実。
廃液を処分する必要もありません。
クーラント交換は専門業者に任せ、安心のカーライフを送りましょう。

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スタッフ

中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)

一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。

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