カーフィルムの種類はいくつかある!? 効果と選び方も解説
更新日:2021.07.16
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カーフィルムは車の外観をスタイリッシュにするドレスアップのひとつ。
同時に車内の快適性も高められます。
しかし選び方を間違えると車検に通らないばかりか違法車両になることも。
カーフィルムの選び方やその種類、効果について解説します。
車上荒らし防止の効果もあるカーフィルム
カーフィルムとは車のガラス専用に開発された薄い粘着フィルムのこと。
主な特徴は以下の2点です。
・太陽から降り注ぐ紫外線や赤外線の吸収、反射。
・着色によって車の外観を変えられると同時に車外からのプライバシー保護。
陽光の強い季節、短時間のドライブでも日焼けするのはガラスを通過する紫外線が原因。
夏場、エアコンをかけていても陽の当たる側が熱くなるのは赤外線が原因です。
カーフィルムは太陽光に含まれるこの2つの波長を軽減し、車内を快適にする効果があります。
また最近、増え続けている車上荒らしから車内の貴重品を守る効果もあります。
車上荒らしは車内を覗き込み、貴重品を見つけると窃盗するのが手口。
カーフィルムの着色で中が見えなければ、車上荒らしも警戒するので窃盗の危険性が減ります。
カーフィルムの種類は多種多彩。
ドレスアップだけを目的としないで、上記のことも考えて選びましょう。
選び方の基準はデザインと透過率
カーフィルムの種類はデザインと透過率。
この2つの組み合わせで自分の車に最適なタイプを選んでください。
では、それぞれについて解説しましょう。
○カーフィルムのデザイン
・スモークタイプ
もっともスタンダードなカーフィルムで黒や茶、青などダークカラーであることが特徴。
ダークカラーには濃淡があるので、ガラスの場所によって濃度を変えることができます。
濃いダークカラーを選べば車外から中を見ることはほとんど不可能。
車外から覗き込まれる心配がありません。
・ミラータイプ
フィルム表面に薄い金属を蒸着させ、鏡のように仕上げてあることが特徴。
熱反射性が優れているので、車内の快適温度に役立ちます。
車外から中が見えにくいため、スモークタイプと同じように車上荒らし防止効果もあります。
・クリアタイプ
ほぼ透明ななので視認性の良さが特徴。
フロントやリアのガラスに最適です。
透明であっても紫外線や赤外線をカットできるため、これらによる内装の劣化軽減に役立ちます。
・カラータイプ
ブルーやグリーン、イエローなど多彩なことが特徴。
ボディカラーに合わせてコーディネートできるので個性を求める人に最適。
カラータイプはミラー仕上げになっていることが多いため、プライバシー保護にも役立ちます。
○カーフィルムの透過率
透過率とは、可視光線が瞳に入る割合をパーセンテージで示した数値。
つまり低い数値になるほど可視光線が少ないため、物が見えにくくなるわけですね。
したがってカーフィルムも運転に支障が出ないように可視光線を通さなければなりません。
道路運送車両法ではガラス位置による透過率を厳しく定めています。
・70%以上
フロントガラス、運転席側と助手席側のガラスは透過率70%と定められています。
これはスモークやミラーだけでなく、透明なクリアタイプも同じ。
判断に困るのはカーフィルム上部だけ着色しているグラデーションタイプ。
着色の範囲によっては違法となるので注意してください。
グラデーションタイプは着色部分が上部から20%以下の範囲内と定められています。
開口部(ガラス全体の高さのこと)が90cmであれば着色部分は18cmまで可能です。
・70%未満
リアガラス、後部席側面ガラスに関しては透過率が定められていません。
透過率は自由なのでまったく可視光線を通さないカーフィルムも貼れます。
ただし、運転にあまり自信のない人はできるだけ高い透過率を選んだ方が賢明です。
バックする際、リアガラスが真っ黒ではリスクが極端に大きくなることをお忘れなく。
カーフィルムの透過率が基準値に満たない場合は道交法違反(整備不良車運転)。
違反点1点、反則金9,000円が科せられます。
当然、車検も通りません。
せっかく貼ったカーフィルムが違法とならないためにも、選び方は慎重に。
カーフィルムは専門業者に任せれば安心確実
カーフィルムは組み合わせ次第で多種多彩になります。
透過率や紫外線、赤外線カット率もメーカーによって微妙に異なっているのが現状。
カーフィルムはDIYでも貼ることはできます。
しかし適合と思って購入したのに基準値を下回っていたら、精神的にも物理的にも大きな損失。
カーフィルムの購入と施工は専門業者に任せた方が無難です。
専門業者であれば基準値クリアのカーフィルムを必ず提供してくれます。
さらに赤外線や紫外線のカット率やデザインに関しても細かく相談に乗ってくれるでしょう。
また作業工程に関しても専門業者であれば確実。
DIYの失敗でありがちなシワや気泡の心配もなく安心して任せられます。
カーフィルムで車をスタイリッシュに見せるなら、専門業者へ依頼することをおすすめします。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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