車のバッテリー交換の目安とは?自分で交換できる?
更新日:2021.08.17
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バッテリーが切れる(上がる)と車はまったく動きません。
しかし消耗品なので故障と違い、交換すれば車の機能は正常に戻ります。
バッテリー切れは突然起こるものではなく、必ず前兆があります。
その前兆を察知したら早めに交換しましょう。
交換する時期の目安や自分で交換する方法について解説します。
バッテリーの寿命が近づいた時の症状
一般的なバッテリーの保証期間は3年または5万kmが目安。
ただし、これはアイドリングストップ機能が搭載されていない車種の場合です。
アイドリングストップ機能搭載車の場合、一般的な保証期間は18ヶ月または3年となります。
またバッテリーもアイドリングストップ車専用の適合品を装備しなければなりません。
頻繁にエンジンの再始動を行うのは、それだけバッテリーに負担がかかるということですね。
もちろん、保証期間を過ぎてもすぐにバッテリー切れを起こすということはありません。
しかし、使い続けていればいつか寿命が尽きます。
保証期間が過ぎて必要性を感じたら、交換時期と考えた方が無難です。
バッテリーが弱ってくると、いろいろな症状が出ます。
たとえばエンジン始動の時。
バッテリーが元気な時はセルモーターが勢いよく回るのですぐにエンジンがかかります。
しかし弱ってくるとセルモーターの回転速度が落ちるため、なかなかエンジンがかかりません。
それから電装品を多数使用した時。
雨の日の夜、渋滞にハマるとライトにエアコン、ワイパーなどがフル活動します。
当然、バッテリーの負担は増える一方。
エアコンの効きが悪くなったり、ライトが暗くなったりします。
少しでも上記の症状を感じたら早めに交換しましょう。
放置しておくと、車が動かなくなるという最悪のケースを招くことになりますよ。
バッテリー交換の注意点
バッテリーの交換はDIYでも可能です。
ただし、作業は単純でも準備や手順を間違えると大変、危険です。
もっとも起こしやすいトラブルはショート。
ケーブルの取り付け順序や金具などが接触するとショートし、火花が出る場合もあります。
それからバッテリーの中に入っている電解液の希硫酸。
薄めてあるとはいえ、35%濃度の硫酸です。
最近のバッテリーは液口栓からの希硫酸漏れを極力防ぐ構造になっています。
とはいえ、不測の事態によって漏れる場合だってあるのです。
この希硫酸が皮膚につくと火傷の状態になり、衣服は溶けて穴が開いたり破けたりします。
交換は慎重に行いましょう。
古くなったバッテリーの処分も注意点のひとつ。
バッテリーは自治体で回収できない特殊ゴミの廃棄物です。
不法投棄は処罰の対象になり、環境にも大きな悪影響を与えるので厳禁。
もっとも確実な方法はカーショップやガソリンスタンドに依頼すること。
新品購入であれば無料で処分してくれます。
バッテリーの交換方法
実際にバッテリーを交換する際、購入前の準備が必要です。
バッテリーには車の性能に合わせるため、いろいろな種類があります。
その種類を型式で分けているので、自車のバッテリー型式を確認しましょう。
型式はバッテリー上部に表記してあります。
たとえば「55B24L」と表記されていた場合。
55はJISで定めた性能規格で、数値が大きくなるほど高性能となります。
Bはバッテリーの幅と高さを表しており、24は長さ(インチ表示)。
そしてLはプラス端子が左(Left)側にあるという意味(右側の場合はR)です。
新品を購入する際、自車のバッテリーと同じ型式表示であれば間違えることはありません。
では、バッテリー交換作業の手順を紹介しましょう。
用意するのは滑り止め付きのゴム手袋、スパナ。
保護メガネや錆止めグリースがあれば万全ですね。
エンジンは必ず切った状態で作業しましょう。
・古いバッテリーの取り外し
ボンネットを開け、バッテリーの端子に被っているゴムキャップを外します。
次にマイナスの端子を挟んでいるケーブルをスパナで緩め、外します。
マイナス側を外したらプラス側も同じ要領で作業。
この順序を間違えるとショートの原因になるので注意してくださいね。
最後はバッテリーを止めている金具を外せば古いバッテリーを取り外せます。
・新しいバッテリーの取り付け
取り外しと逆の順序です。
最初にバッテリーをしっかりと設置してください。
安定したらプラス側のケーブルを止め、続いてマイナス側を止めます。
これも順序を間違えるとショートするので、十分気をつけてください。
最後はバッテリーの止め金具で固定すれば完了。
設置前、端子に錆止めグリースを塗っておくと腐食を防止することができます。
なお、バッテリーを外すと時計やナビなどのメモリーがリセットされる場合があります。
保存しておきたい時はメモリーバックアップを使用しましょう。
メモリーバックアップはカーショップなどで販売されています。
交換作業はカンタンそうに見えても、バッテリーは重いパーツ。
古いバッテリーの処分も考慮しなければなりません。
適合品の選択や作業のリスクを考えたら不安を感じる人もいるはず。
そんな時はDIYで交換せず、専門業者に任せた方が安心ですね。
ピットガレージのあるカーショップや修理工場、ディーラーなどで交換してくれます。
バッテリー交換の必要性を感じたら、まずは専門業者に相談しましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
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