ガラスコーティングの施工方法や時間、料金はどれくらいかかるの?
更新日:2018.07.02
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近頃、車へのガラスコーティングの施工が人気です。このガラスコーティングはディーラーで扱っていないこともあるため、専門店やDIYで施工する人が増えています。しかし、施工方法や時間、そして実際にかかってくる料金については分からないと言った方が多いのではないでしょうか。
また、ガラスコーティングを行うと証明書がついてくることがあります。この証明書は何のために使うのでしょうか。
今回は、ガラスコーティングの施工方法や料金と合わせて証明書についても、詳しく解説していきます。
ガラスコーティングの施工方法と作業時間について
原則的にガラスコーティングは手順をかければかけるだけ作業時間が長くなる傾向にあります。ガラスコーティングの時間が短ければ良い、というわけではないということになります。
一般的なディーラーのガラスコーティングの施工時間は3時間程度が平均値になります。専門店になると倍の6時間程度の時間がかかることになります。実際にこの時間の中でどのような作業を行っているかについて解説します。
ガラスコーティングを行う際にはまず、専門のスタッフが車のボディーチェック及びどのような塗装になっているのかという部分を詳しく解析していく作業が入ります。これはどのようなコーティングを施したのか塗装の質をまずチェックしてから決定するというような重要な作業になります。
さらに、車というのは新車でない限り多かれ少なかれ車体にダメージがあります。このダメージを確認するため各部入念にチェックを施します。傷が付いているような部分があればその部分にコーティングをかける時には注意が必要になるからです。
これらの情報を全てカルテとも言うべき作業書に記入するとことからガラスコーティングは始まります。このような工程を経てガラスコーティングに入ることになりますので、一般的なディーラーでのガラスコーティングよりも、専門店のガラスコーティングの方がはるかに時間がかかるということになります。
続いて、ガラスコーティングをする前に車のボディ全体を洗浄するという工程が入ります。
汚れが付いている状態でコーティングをしては意味がありませんので、まず、車をプロの手によって隅々まできれいに洗浄する、というわけです。
この時ただ単純に汚れを落とすだけではなくて、鉄粉を含め様々な科学的な物質についても専門の溶剤などを使って丁寧に落としていきます。
これらの工程が全て完了した後で初めてエンブレムやナンバープレート、その他様々なパーツを外す工程に入ります。これらのパーツについてはコーティングをするわけにいきませんので、丹念に1つ1つ外していくことになります。
その後、いよいよ車のボディにコーティングを施していくことになるわけですが、この時フロントガラスや樹脂の部分などコーティング剤が付着することが好ましくない部分についてもすべてマスキングという作業で養生シートなどを貼り付けていきます。細かい部分からコーティング剤が流入してはいけませんので、この部分は非常に細かい作業になります。
また、磨く際にコンパウンドの粉が車の細かい部分に入り込んでしまう可能性がありますので、ドアの隙間や小さな溝などについても全てマスキングを行います。こういった技術がなければガラスコーティングを完璧に行うことができないということになります。
その後はコーティング塗装前の、いわゆる磨き作業が入ります。この作業では細かな傷や汚れなどを落としツヤを出すことを目的としています。根気と集中力、そして、熟練の技術が要求される非常に難しい工程となります。この辺りについては、やはりプロに任せるべきといったところでしょうか。
車についている傷の状態を先ほどご紹介したカルテのような作業指示書をもとに確認し、丁寧に作業を行っていきます。
その後最終的にコーティング塗装を行います。コーティング剤は化学変化によって車のボディに定着させますので、時間をかけて慎重に行わなければなりません。
コーティングが完了すると最終的に洗車を行います。全ての作業を終え車が戻ってくる頃には汚れはもちろんのこと傷もある程度、リペアされた状態の美しい姿になって持ってきます。
ガラスコーティングの価格帯はどれくらい?
ガラスコーティングの料金は車によって変わってきます。ガラスコーティングの料金はどのくらいかかるのでしょうか。先ほどの手順を確認するととてつもない労力がかかっていそうで、まるで軽自動車が1台購入できてしまいそうなくらいの金額を請求されるようなイメージもありますが、実際のところどうなのでしょうか。
ガラスコーティングの料金は、実は車の種類によって変動します。
一般的にコーティングを行う面積が狭いつまり小さい車であれば、その料金は比較的リーズナブルな仕上がりとなります。
反対にアルファードなどの大きな車であれば、コーティングを行う面積も大きく、さらに使用するコーティング剤の分量も大きくなることからある程度の料金が発生するようになります。
また、どのようなコーティング剤を使うかにもよって料金は変動することになります。
例えば軽自動車の場合は1番リーズナブルなスーパーガラスコーティングを利用した場合、4万円程度から施工することが可能となっています。
軽自動車はトヨタで言えばピクシス、ホンダで言えばライフやゼスト、バモス、さらにダイハツで言えばムーヴやアトレー、タントなどがこれにあたります。
もう少し車両の大きさが大きくなってきて、例えばトヨタで言うクラウンやイプサムのクラスの車両の場合はスーパーガラスコーティングで55,000円程度、1ランク上のユナイトシールドガラスコーティングの場合は75,000円程度、そしてグレードの高いハイモースコートガラスコーティングの場合は125,000円程度から施工することが可能となっています。
このようにガラスコーティングはどのようなガラスコーティング剤を使うか、そしてどのくらいの面積の車であるかという部分によって料金が変動します。
ただし、軽自動車が買えるほどの値段ということでもありませんので、比較的気軽に依頼できるような料金体系になっています。
自分の手でDIYという形でガラスコーティングをすることも決して不可能ではありませんが、やはり非常に細かい作業で知識と技術が必要なことから、できる限りガラスコーティングについてはプロの手にお任せいただければ1番色よい結果をご提供できるのではないかと考えています。
施工後にもらえる証明書は何に使うの?
一般的にガラスコーティングを行った後は、施工業者から施工終了証明書というものをお渡ししています。
この施工終了証明書もしくは、施工証明書は確かにこの日に車に対してガラスコーティングを施しました、という証明書になります。大切に保管してください。
とはいうものの、この施工証明書は一体どのような時に使うのでしょうか。
よくあるご質問としてはこの証明書があれば、加工が剥げてきた時にもう1度ガラスコーティングを無料でやってもらえるのではないかというものがありますが、そういった内容の証明書ではありません。
このガラスコーティングを行った後にお渡ししている施工証明書は、車で事故を起こした際などにお使い頂けます。
例えば車をぶつけられてしまった場合にボディに傷が入ることが予想されます。その場合は事故の状況にもよりますがほぼ車のボディーを新しくしなければなりません。
一部分だけ新しくする、または塗装し直すということが考えられますが、その場合は新しく塗装した部分には当然のことながらガラスコーティングが施されていません。そのままでも車は問題なくお使いいただけますがやはり色ムラなどが発生する危険性が考えられます。
このような場合にお渡ししている施工証明書の有効期限の中であれば、保険会社に対してこのガラスコーティングの施工料金を請求していただくことが可能となります。つまり保険でガラスコーティングを行うことができる、というわけです。
事故などが起きて破損をした場合にはやはり修理とともに、ガラスコーティングをもう1度かけ直していただくのがおすすめですので、施工証明書を元に保険会社と交渉し、1度私どもまでお車をお見せいただければ幸いです。
まとめ
今回はガラスコーティングの施工方法やその作業にかかる時間、そして料金、さらにガラスコーティングを行った後にお渡ししている成功証明書をどのようなシーンで使えば良いのかということに関してご紹介をしてきました。
ガラスコーティングはDIYでも可能ではありますが、やはり非常に細かい作業になりますので、私どもプロの手に1度お任せいただければ幸いです。
車に大変詳しいヘビーユーザーの方はもちろんのこと、車にそれほど詳しくないという方こそガラスコーティングを1度お試しいただきたいと私どもは考えていますので、是非お待ちしています。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。