レジンコーティング剤を車に塗装した効果を検証
更新日:2018.12.28
↓コーティングするならジャバへ↓
https://www.java-style.com/
愛車を汚れやシミから守り、ツヤを長持ちさせるためにはさまざまな方法がありますよね。
昔は洗車→ワックスがけという流れが一般的でしたが、今はカーコーティングが主流となっています。
カーコーティングに「レジンコーティング」という種類があることは、ご存知でしょうか?
レジンコーティングはガラスコーティングやポリマーコーティングと比べると知名度は低めですが、他にはないメリットもあります。
今回は、レジンコーティング剤を車に塗布した場合の効果を説明します。
カーコーティングとは?
ワックスがけに変わって、愛車のボディを守るための方法として人気なのがカーコーティングです。
普通に車を運転しているだけでも車のボディには砂や土埃、雨に含まれた汚れ、工場から舞う鉄粉といったものが付着します。
一見するとわかりませんが、こういった影響を受けて車のボディには小さなキズが付き、ツヤの低下やサビが発生するのです。
小さな傷や汚れから車のボディを守るために生まれたのが、塗装面を被膜で覆って保護するという考え方です。
昔ながらのワックスも塗装の上に油膜を張っているわけですから、理屈としては小さなキズや汚れから塗装面を守れます。
しかし、ワックスは塗装の上に乗っかっているだけですから、蒸発しやすく雨で流れやすいという欠点がありました。
そこで、ワックスよりも効果の持続性が高いポリマーコーティング、レジンコーティング、ガラスコーティングといった今主流の「カーコーティング」の技術が編み出されました。
カーコーティングだと、コーティング剤の成分が化学反応によって塗装と強く結びつくため、ワックスよりも耐久性が高く、3カ月から長いと3年、5年と効果が持続します。
塗装が硬い膜に覆われることでキズや汚れがつきにくく、落としやすくもなり、ボディのツヤも長持ちするのです。
レジンコーティング剤の効果と特徴は?
カーコーティングの中でも、レジンコーティング剤を使用するのが「レジンコーティング」であり、ポリマーコーティングやガラスコーティングとは異なった効果や特徴があります。
レジンコーティング剤の効果として特に注目されているのが、水染みのできにくさです。
●ガラスコーティングの弱点となる水染み
カーコーティングの中でも最も人気が高いのが、ガラスコーティングです。
その名の通り、塗装の上に薄く強固なガラスの被膜を形成するので、キズを防ぐ効果が非常に高くボディもツヤツヤになります。
コーティング面がフラットで汚れもつきにくく、落としやすいためメンテナンス性も高く、料金は高額でも愛用者は多いです。
あまり知られていませんが、水染みがつきやすいという弱点もあります。
ガラスコーティングは液体のコーティング剤を塗布してから、膜として形成されるまでに数時間~半日ほどかかります。
しかし、この状態ではまだ完璧とはいえず、完全硬化するまでには1カ月ほど時間がかかることも珍しくありません。
完全硬化するまでの間は被膜がまだもろく、水が付着すると水染みができやすいのです。
●レジンコーティングが水染みに強い理由
レジンコーティングは、コーティング剤を塗ってから被膜が完全に形成されるまでガラスコーティングほど長い時間を必要としません。
ガラスコーティングのように、被膜が完全硬化する前に水染みができるという心配がないのです。
さらに、レジンコーティングは非常に強い撥水性があり、ボディに付着した水滴も落ちやすいため水染みができにくいというメリットがあります。
レジンコーティングが一番優れたコーティング?
レジンコーティングは、「水染みのつきにくさ」に限定すればガラスコーティングやポリマーコーティングよりも優れています。
だからといって、レジンコーティングがカーコーティングの中で一番優れているというわけでもありません。
一般的なレジンコーティングは、効果の持続期間が1年ほどといわれていますが、ガラスコーティングは正しくメンテナンスすれば3年ほど保つことも珍しくありません。
さらに、ガラスコーティングのほうが被膜は硬く、キズから塗装を保護する効果が高いです。
レジンコーティングの1回あたりの施工費用は安くても、ランニングコストを考えるとガラスコーティングのほうがお得なケースもあります。
専門店ごとのコーティングの違い
ここまで「レジンコーティング」「ガラスコーティング」とひとまとめにして話をしてきました。
実際の専門店ではガラスコーティングの中でも、複数の種類の異なる特徴を持ったガラスコーティングを用意しています。
レジンコーティングも、他の成分と組み合わせて一般的なレジンコーティングよりも耐久性やメンテナンス性を向上させているものがあります。
当店であれば「ユナイトシールド」がレジンコーティングに分類できますが、ハイブリッド結合により塗装への密着性、耐久性を向上させています。
「レジンコーティングが水染みに強い・耐久性が低い」というのはあくまで一般論であり、専門店によっては他のコーティングと比べた場合のメリット・デメリットも変わってきます。
自分で調べて「レジンコーティングは耐久性が低いのか…。耐久性が高いガラスコーティングを選ぼうかな!」と決めるより、一度専門店に足を運び希望するコーティングを相談してみたほうが納得できる結果を得られるでしょう。
まとめ
レジンコーティングは、他のカーコーティングに比べて水染みのつきにくさの点で優れていますが、一方で水染みがついたときのメンテナンス性や耐久性の低さに難があります。
しかし、人によってはレジンコーティング剤特有の強力な撥水性に魅力を感じるかもしれません。
専門店にはたくさんの種類のコーティング剤が用意されており、メリット・デメリットもさまざまです。
選択肢はレジンコーティングだけではないので、じっくりと愛車に合うコーティング剤をお探しになってはいかがでしょうか?
↓コーティングするならジャバへ↓
https://www.java-style.com/
中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。