車の艶がイマイチな原因は何?
更新日:2020.04.28
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ボディの艶は車を魅力的に見せる大切な要素。どれほどお気に入りの車でも、艶がイマイチではガッカリですね。
しかし、残念ながら経過年数が長くなると艶も落ちてくるのが現実。
艶がイマイチになる原因とその対策方法を紹介しましょう。
イマイチになる原因は紫外線
定期的に洗車してワックスもかけているのに、新車と並べると艶がイマイチ。そんな実感を持っている人は、少なくありません。
でもこれは経過年数に応じた結果なので、ある程度は仕方のないこと。車を野外駐車してカバーをかけていない状態にしておけば、艶は失われていきます。
その原因は日光に含まれる紫外線。不可視光線の電磁波である紫外線が身体にダメージを与えるのはよく知られていること。とくに大きな悪影響が及ぶのは肌や眼で、皮膚がんや白内障、紫外眼炎を引き起こす場合があります。これだけ強い電磁波が長く当たり続けるのですから、車のボディにだってダメージがあります。
紫外線は車に限って簡単に言うと、塗装の分子をゆっくりと破壊し続けます。これが、車の艶をイマイチにする原因ですね。洗車やワックスをかけていない車、あるいは放置車両。それらのボディが艶を失い、色褪せているのを見たことがあると思いますが、すべて紫外線の仕業なのです。
塗装の分子を破壊する紫外線
現在の車は、軽自動車も含めて塗装が厚くなっています。経過年数の多い車でもメンテナンスをしている限り、大きく劣化することはありません。
車の塗装は何層にも分かれて重ね塗りされています。最下層は防錆や塗装の密着性を高めるための下地処理。次に中塗りと上塗り。この2工程で色の深みをつけていきます。そして最後に艶を出すクリア塗装。中塗りと上塗りの保護をする役目も持っています。
高級車や特別仕様車の中には、この層をさらに重ねて特別な色を出している車種もあります。
ただし重ね塗りと言っても層の厚さは、わずか0.1mm程度。あまり厚くすると車重が増えて走行性能に影響が出るので、薄く仕上げているのです。
紫外線によって分子が破壊されるのは表面のクリア塗装。次に破壊された分子の間を通って上塗りに到達します。
この段階まで進むと艶がイマイチになるばかりか、色褪せまで始まってしまいます。
そうなる前に艶の保護の保護が必要ですね。
・艶を保つならこまめにメンテナンス
艶の保護は紫外線に極力当てないようにするのが最善策です。とはいっても、屋内駐車場を用意するなんて万人には無理なこと。
ボディカバーを頻繁にかけるのも手間がかかります。
比較的簡単に艶の保護をするなら、やはりカーケミカル用品。コンパウンドが入っていない固形ワックスは艶出しにもっとも効果を発揮します。
1度塗れば半月から1ヶ月は艶が持続するのもメリット。
ただし、下地処理をしっかり行わなければなりません。
隅々まで洗車した後、前回のワックスを水垢取りなどできちんと落とす必要があります。
また固形ワックスは塗るだけでなく、拭き取る作業も意外と大変。
休日、1日がかりで車の艶出し作業ができる人向きです。
もう少し簡単に艶出しをしたい人はスプレー式のコーティング剤がおすすめ。
まずは洗車の後、車に水滴がついているうちにスプレー。
次に専用ウエスで拭き取って艶出しします。
デメリットは持続性。
固形ワックスに比べると艶のある期間は短く、1〜2週間が限度です。
その他、ウエスにワックスを含ませた拭くだけで艶を出すタイプもあります。こちらの持続性はもっと短く、せいぜい1週間程度。こまめに作業しないと艶をキープできません。
なお、艶出しはボディ色によっても変わってきます。白やシルバーは比較的紫外線の影響を受けにくい色。しかし赤は紫外線を吸収しやすいため、艶を失いがちになります。ボディカラーが赤の人は、艶出し作業を短い周期で行いましょう。
ほぼ新車の艶を復活させるカーコーティング
優れたカーケミカル用品は確かに艶出し効果があります。しかし、紫外線が上塗りまで達していると、新車が持つ艶の復活は期待できません。
もちろん、新車のような艶を取り戻す方法はあります。それがプロによるカーコーティング。
DIYと大きく異なるのが施工方法とコーティング剤です。
一般的に、プロによる施工はポリッシャーを使った徹底的な洗浄から始まります。次に極細コンパウンドが入った水垢取りでボディ磨き。この段階でほぼ新車並みの、紫外線に影響されていないボディカラーが出るわけですね。
さらに表面の油分を取り、それからコーティング剤を塗るのです。
プロが使うのは主に、艶の復活にもっとも効果的と言われるガラスコーティング。高密度でガラス成分を主体とした被膜を作ります。
高い強度があり、耐久性があることも大きな特徴。紫外線だけでなく、ボディへの飛び石による小キズを防いでくれるのも嬉しい点です。
これなら赤いボディの車でも安心ですね。
新車並みの艶出し、復活を望むならプロのカーコーティングがベストチョイス。
なお、料金は施工方法によって変わりますので、相談してから予算を決めましょう。
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中山裕貴(PRO SHOP八尾店 施工技術マネージャー)
一口にコーティングと言っても、運転頻度や駐車環境などによって『最適なコーティング』は異なります。
お車一台一台の状態に合わせて下処理を施し、施工後の環境も含め、お客様のカーライフに最適なコーティングを施工させて頂きます。